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2002年04月12日(金)    モノとの付き合い方 〜モノを捨てるということ

はっきり言って、モノを捨てるのは苦手です。(断言)
しかも、我が家は、夫婦ともども、揃いも揃って捨てるのは苦手ときています。
おそらく、私よりもKin-chanの方が苦手です。いや、どっこいどっこいかな?

お互い、相手が「捨てるか否か?」と悩んでいるモノは、どうでもよいモノに
見えるらしく、「え〜、もう捨てちゃったら〜?」と簡単に言います。
が、しかし、いざ自分のモノになると、煮え切らないこと、この上なし。(^^;
なので、最近は、客観的な意見も大切!と、自分だけでは決めきれない場合には、
相方に意見を聞くことにしています。そして、大抵の場合、捨てることに。(笑)

良く言えば「モノもちが良く」、悪く言えば「モノが多い」。
しかし、すべてのモノを捨てずに取っておくことは、スペース的に不可能なので、
どこかのタイミングで捨てざるをえない。

捨てるという作業は、思っているよりも辛い作業です。
いっそ「見ないで捨てる」という力技に走りたくなりますが、それもできない。
2人とも、モノへの執着が強いほうなんです。親の影響もあるでしょう。

だったら、この際、腹をくくって、とことん自分の荷物を観察し、目をそらさず
現実と向き合うしかありません。時間はかかるかもしれないけれど、結果的には
それが一番よい方法だろうと直感的に思うのです。
でもね、はっきり言って、かなりしんどい作業です。逃げ出したいくらい。(苦笑)

私に、モノとの付き合い方を改めて考えさせてくれたのは、辰巳渚さんの著書
「『捨てる!』技術」(宝島社新書)でした。買った当時の帯には50万部突破!
と書かれてますが、既に110万部を突破しているとか。ベストセラーですね。

この本には、捨てるための考え方10ヶ条とか、テクニック10ヶ条などが紹介
されていますが、個人的には、序章の「"捨てられない"のは何?そしてなぜ?」
の部分が一番好きです。
具体的なテクニックも非常に参考になりますが、今は「そもそも、何故こんなに
モノを抱えてしまっているのか?」という根源を考え見つめたい時期なんです。

昨年、日本ではインパクが開かれました。私は、インパク自体はあまり覗きに行か
なかったのですが、先日 「捨てる」パビリオン という中日新聞社のサイトを
見つけ、そこで連載されていた 辰巳渚の「捨てる」講座 を読むのが日課です。
私は、この方のものの考え方、捉え方、そして分析の仕方が好きなのでしょう。

中坊公平氏の話もいいですね。「幸福」のとらえ方、ぜひ見直したいものです。

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