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2001年10月10日(水) 稲光
もと体育の日で、晴天率が高いはずなのに、今日は一日雨が降っていた。 日中しとしとと穏やかに降っていた雨は、夕方になると雷雨に変わった。 北側のPCのある部屋で作業をしていた私は、強まる雨風と雷の様子を見るため 南側にある部屋に移動した。そして、空の様子を見ようと、ベランダへ出るべく 窓を開けた、まさにその時だったと思う。 ピカッ! カシュッ ガッシャーンッ! ドドォーン・・・ 空全体が真っ白に光ったかと思ったら、間髪いれず、物凄い音がした。 地面を切り裂くように鳴り響く雷の音。空で鬼が怒り狂っているような。 目の前で強烈に光輝いた空は、白から薄ピンクへと変わり、そして暗くなった。 その後の轟音さえ無ければ、なんとも美しい自然現象だっただろう。 普段、雷には動じない私も、思わず「っ・・・きゃーーっ!」と叫んでいた。 どうやら、我が家のすぐ真上で雷がなったらしい。 南東の方が特に明るかったので、もしかしたら、そっちの方へ落ちたのかも。 ちょうど帰宅ラッシュの始まる6時すぎのこと。 「これから帰る」とKin・chanから電話があったけど、南武線が川崎−溝の口で 止まってしまったらしい。止まって間もないこと、そして、信号機に雷が落ちた らしいことを聞き、「あぁ、さっきの雷だな」と思う。 小学校の頃、家から歩いて1,2分で行ける近所の公園の木に、雷が落ちたことが ある。あの時も、たしか物凄い音がした。この世のものとは思えないような。 音というよりも、音の波動による振動がすさまじいのだ。ビリビリビリー!と。 7時過ぎ。雨も雷も落ち着いたけれど、電車が止まっているということで、 東横線で武蔵小杉まで戻ってこれたKin・chanを、車で迎えに行った。 彼は、全身ズブ濡れで、特に下半身のジーンズはビショビショだった。 風邪をひかないといいけどなぁ。。。 | |
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