Daily Journel@M403



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2001年10月09日(火)    最後の一個

バイト帰りに、恵比寿のアトレ(駅ビル)にある 無印良品 に行った。

ソファを追加で買おうと思ったのだ。連休中に部屋の掃除をしながら、そろそろ
結婚して3年目に入るし、もう1つあってもいいねということになったので。
前々から買おう買おうと言っていたのだけど、ようやく「買う」ことにした。

うちにある無印良品のソファは、2000年春に出た ユニットソファ というやつで、
基本的には一人がけのソファを色々な形に組み合わせて座るものだ。
横一列に3つとか、L字型に4つとか、部屋の形や生活スタイルに合わせて、
自分の好きなように組替えて使うことが出来る。

結婚したばかりの私は、憧れのフローリング床のリビングダイニングに住むこと
となり、それゆえに、長年の憧れのソファが欲しくてたまらなくなった。しかし、
初めて買うソファなので、どんな物が自分に合っているのか検討がつかなかった。
そこで、部屋の模様替えが好きで、しょっちゅう家具を動かしたりする私は、
新しく買うことにしたソファについて、以下のような条件をつけた。

  ◇ できれば、脚がキャスターになっていたりして動かしやすいもの
  ◇ できれば、ソファの下は空間になっていて掃除機のヘッドが入るもの
  ◇ ソファカバーが取り外せて、洗濯することができるもの
  ◇ 部屋の模様替えや引越しに合わせて、形を変えることができるもの

何だか細かい注文ばかりで、肝心のデザインや色についての注文がない。(笑)
でも、まさにその私の条件に見合うソファを、本屋の雑誌の表紙に見つけたのだ。
それは「無印良品Walker」という単発発行と思われる雑誌だった。

部屋のコーディネートに合わせて、本体とカバーリングを選べるソファ。
変化に合わせて組み替えが可能な、ユニット家具としてのソファ。
「もうまさに理想のタイプ!!」 瞳をキラ〜ンと輝かせ、雑誌を見つけた週末に
Kin・chanを連れて、国分寺本店に実物を見に行ったのを覚えている。

このユニットソファ、3人がけのソファにするには、本体+カバー(別売)を
買わねばならず、通常の3人がけソファを買うより高くつく。でも、値段が少々
高くついても、自分の思ったとおりのソファを買いたいと思ったし、何より、
家族が増えたら1つ買い足すとか、そういうことが出来るのが良いと思った。

しかし、この商品は、私の期待に外れて、巷ではあまり好評ではなかったようだ。
というのも・・・買い足そうと無印良品に行ったら、既に今年の春で生産中止に
なっていたからだ。ガ〜ン!!! ガ〜ン!!! ガ〜ン!!!(T_T)

既に在庫限りになってしまったソファを、定員さんに在庫確認してもらう。
店員「たしか、この前確認した時に残り1つになっていて、売れた気がします」
何とも絶望的なお言葉だが、その1個に期待をかける。
店員さんが戻ってくるまでの間、私の頭の中では「いざとなったらYahoo!オーク
ションだな」などとアドレナリン大放出で考えだけが先走って駆けめぐる。

店員さんが戻ってきた。欲しいタイプが1個だけ残っているという。
しかも、在庫処分品なので、通常価格の半額だという。ラッキー!
けれど、肝心のカバーの色が分からない。見本のどの色とも違う気がするので、
家に帰って確認し、明日改めて電話することにした。

しかし・・・無印良品の商品サイクルが早いのには驚いた。ああいうソファは、
少量生産ながらも、ずっとあるものだと思い込んでいた。そういえば、石鹸用に
買ったブレンダーも、買った時には半額になってて、そしてすぐに消えた。

<無印良品における教訓>
いつまでも、あると思うな、同じ物 / お値段が、半額になったら、製造中止


でも、あのPOSによる在庫管理システムはすごい。脱帽ものだ。感謝、感謝。


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