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2001年10月05日(金)    「快眠力」

この一年ほど、2日に一度は訪れている読書系のサイトがある。
そこの10/2に書かれた読書記録を読んで、自分の本棚から買ったまま手付かずに
なっていた本をゴソゴソと取り出し、そして読み始めた。

「快眠力」 著者:ジェームズ・D・マース / 出版社:三笠書房

この本の内容は、アメリカ・コーネル大学の教授(心理学博士)の研究結果である
"パワー・スリープ"の理想と現実について。「理想の睡眠スタイルを身につけて
習慣化すれば、人生が変わりますよ」というもの。

この本を読むと、どんなに素晴らしい生き方も、その根底に「正しい眠り」が
無ければ実現しないのだと分かるだろう。しかし、照明が発達し不夜城のように
明るい現代の夜を過ごす我々にとって、そして、そもそも不規則な生活を送って
いる私にとって、まずは"自分にとって必要かつ十分な睡眠時間"を割り出すこと
すら難しい。

この本に書いてあることで参考になったことは数多いが、本文以外の場所に、
ちょっとした小話として書いてるコラムの一つが印象に残った。

それは、朝型のひばりさん と 夜型のふくろうさん の話

〜 「早寝早起き」これは昔から言い継がれてきた格言である。
    これまで、朝型の人間の方が優れていると考えられてきた。
    だが、疲れを回復するだけの長さがあれば、いつ眠りにつくのかは問題では
    ないことは、(この本で)これまで見てきたとおりである。〜

実は、この類型は生まれつきの遺伝によるもので、決して生涯変わらないのだ
そうだ。生まれつき変更できないプログラムとしてインストール済というわけ。

〜 そして、午前三時か四時まで眠れないほど極端な夜型のふくろうであっても、
    気にすることはない! 睡眠のタイプには良いも悪いもないのである。
    静かな夜の時間にいちばん仕事が捗り、朝の七時に出勤しなくてもいいのなら、
    生まれついての睡眠・覚醒スケジュールに従った方がいい。〜

なんとも力強いお墨付きの言葉であろうか。(笑)

結論として、私はやはり夜型なのだから、朝早く起きる仕事は出来ないと思う。
その分、夜、朝型のひばりが夢を見ている間に働けばいいだけのことだ。
そもそも、どっちがいいとかいう問題ではなくて、ましてや、ひばりを羨ましがる
必要もないということである。そうか、そうなのか!

そして、著者によれば、結婚相手には、ひばりを選んではいけないらしい。
但し、ふくろう型も、歳を取ると少しはひばり型に近寄るものらしい。

どちらのタイプかは、年齢とともに変わる。歳を取ると、体内スケジュールが
短くなるからで、中年層は一般的に朝型となり、高年層はそれより朝が早くなる
のが普通だ。なるほど、言われてみると、うちの親はどちらも超朝型だ。

ちなみに、Kin・chanは、どっちかっていうと、ひばりさんなんだよねぇ。(笑)
でも、それも何とかなるのかな。


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