MAXIMUM ★ OVERDRIVE
FAKE
MAIL
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2003年04月20日(日) ■ |
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第56話「Laugh・Makers / PHASE.3 『BELOVED #2』」 |
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CHEMISTRYのアルバムが出るらしいね!
買わなきゃ!買わなきゃ!!
爽健美茶のCMソングとか、WOWWOWのCMソングとか、チェルシーの
CMソングが収録されてるらしいわよ!奥さん!(←誰!?)
今までのシングル曲のリミックス+新曲を収録したアルバムらしいです!!
買わなきゃ!買わなきゃ!!!
(情報ソース:CHEMISTRY公式ページより)
てなわけでどうも、FAKEです。
予告通り、昨夜の日記は削除しました。
だから、今日の日記は改訂版と言うことになります。
では、Laugh・Makersの続きを始めます。
PHASE.3 『BELOVED#2 よる☆かぜ』
あの『レジ打ち間違い事件』の日から、俺はカナを目で追うことが増えた。
そんなある日、俺が休憩室で休んでいる時にカナがやって来た。
FAKE:「・・・・・・。」
タバコを吸いながら、冷静を保つ。
すると
カナ:「君、いくつ?」
なんと、カナから話かけて来た。
FAKE:「え?・・・あぁ、19歳です。今年20歳です。」
カナ:「じゃあ、私の一つ下なんや☆」
FAKE:「え!?そうなんですか?」
カナ:「何?もっと年上やと思ってたん??」
FAKE:「はい(爆)社員さんやから、もうちょっと年上やと思ってました。」
カナ:「私って・・・老けて見える・・・?」
FAKE:「(真っ直ぐ相手の目を見つめながら)大人っぽいってことですよ。」
カナ:「本気で言ってる??(笑)」
FAKE:「もちろん♪(笑)」
始まりは、そんな会話からだった。
その日から、彼女と仕事でも話すことが増えた。
俺が、レジの手伝いをしている時や、
俺が俺の部署の仕事をしている時や、
そして、休憩室でも。
FAKE:「あの・・・カナさん?」
カナ:「ん?どうしたん?」
FAKE:「・・・・携帯教えてもらません??」
カナ:「いいよ。(即答)」
FAKE:「いいんスか!?」
FAKE:「ええ!!!??(笑)」
そんな冗談を言うカナの顔が、夕日に照らされ眩しく輝いて見えた。
カナに、心の底から惹かれだしたのは、その頃からだった・・・。
俺達は、バイト以外の時でも会って遊ぶようになった。
カナの運転で夜のドライブ。
夏の夜の風は、日中の強い日差しで火照った体を優しく包むように吹いていた。
楽しそうに笑うカナの笑顔が、今でも思い出される。
もう横にはいない、あの笑顔を・・・。
TURN TO THE NEXT―――――→PHASE.4
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