ぽあろの音楽旅日記
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2002年01月16日(水) |
第79回 NHK紅白歌合戦を振りかえる(その2) |
えらい間隔があいて、いよいよベスト5。
第5位 五木ひろし「逢いたかったぜ」 ずいぶん昔の歌、の復刻、らしいです。五木ひろし、って「ド演歌」じゃないんですよね、妙に土臭いニューミュージックとでも言いましょうか。世界的には三橋美智也や春日八郎、小林旭といった感じを起こさせました。うん、これは合う。歌唱力があるのだから、こういう路線いってほしいなあ。この路線なら後継者もいそうだし。氷川きよしもこっちへ来い、ってかんじですね。
第4位 ゴスペラーズ「ひとり」 休憩明け、いきなりゴスペラーズです。最近の紅白には珍しい、実力オンリーでの抜擢(笑)。ま、話題性もなくはないけど、華のあるグループでは断じてないですからねえ。その分じっくり聞けました。会場の広さのせいか、はたまたプレッシャーでもあったのか、実力出し切れてないような気もしましたが。
第3位 森昌子「森昌子メモリアルスペシャル」 もしメドレーじゃなかったら一位ですね。中3トリオ(古い)の中では森昌子が一番好きでした。だって歌上手いもん。歌唱力に衰えは見られません、いや、円熟味とでも言うのかなあ、なんかいい意味での「余裕」を感じました。かつて「愛傷歌」で紅白を去った経緯があるので、もう一度このステージで、というわけには行かないんだろうけど、やっぱり森昌子は「愛傷歌」がぶっちぎりでいいです。聞きたいなあ。
第2位 堀内孝雄「酒と泪と男と女」 河島英五の在りし日の映像をバックに、「二人で」熱唱。感動。
第1位 和田アキ子「夢」 なんだかんだいって、この人の上を行く「歌い手」はなかなかいないんじゃないだろうか、と思ってしまいました。いい「歌い手」というのは、「聴き手」をぐっとひきつける。歌唱だけでなく、見栄えだけでなく、振り付けだけでなく。総合点で和田アキ子に勝てる「芸能人」はいない、といっていいでしょう。(声楽系とかは次元が違うので)初めて聴いた曲ですが、安心して聴けました。すごいすごい。
とまあ、こんな感じです。 でも、ビデオ録ってるので(笑)、いずれもう一回見るつもりですが、 そのときには感覚が変わってるかもしれませんね。。。。
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