ぽあろの音楽旅日記
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2001年07月10日(火) |
第74回 A.C.ジョビン「イパネマの娘」 |
タイトルを耳にしたことのある人は結構多いのではないでしょうか。ボサ・ノヴァの父、といわれるジョビンの代表作です。ボサ・ノヴァはジャズとラテンの融合ともいえる音楽で、耳に心地よいサウンドが特色です。世界で最も演奏される曲のベスト5にはいたこともあるとか。ちなみにそのときの上位4曲はビートルズ・ナンバーだそうです。さまざまなミュージシャンがさまざまなアレンジで取り組んでるのもこのジャンルの自由度の高さを示しているのかもしれません。 吹奏楽版もあるこの曲、その吹奏楽版では金管の派手さをぐっと抑え、パーカッションを軽く目立たせた「大人の演奏」になっていて、僕ら中高生には敷居の高い曲でした(笑)。でもとにかくおしゃれなんですよね。
☆アストラッド・ジルベルトの歌唱 夫に頼まれて急遽レコーディングに参加した、アストラッド・ジルベルト。この曲の歌唱をきっかけにスターになっていくのです。とても初々しい歌声で、軽さとせつなさをきれいに引き出しています。同バージョンでは旦那さんの歌声も入っていて、こちらは囁くようなポルトガル語が妙に色っぽくてステキです。
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