ぽあろの音楽旅日記
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2001年02月14日(水) |
第23回 ホルスト 組曲「惑星」 |
吹奏楽でもよく取り上げられる曲です。イギリスの作曲家ホルストの代表作、ですね。作曲当時はまだ冥王星が発見されておらず、曲は順に火星、金星、水星、木星、土星、天王星、海王星の7曲からなります。「海王星」では女声合唱も入り、その神秘性をぐっと増しています。 特に人気があるのは「火星」「木星」でしょうか。前者は戦争をイメージさせる荒々しさ、後者はその軽やかさと雄大さの奇妙な同居が僕は気に入っています。吹奏楽での全曲演奏のCDも持っていますが、やはり弦があってこその曲ですね。
☆カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 第1回で、最初に自分で買ったクラシックテープがこのコンビの「運命」だったことを書きました。「惑星」のこの演奏は、僕が最初に買ったCDです。そう考えると何だかんだ言ってミーハーですね(笑)。カラヤンの演奏は20枚近く持ってますから。嫌いだとかつまんねえだとか言いながら(笑)。で、「惑星」。悔しいけど一番のスタンダード演奏だと思います。はい。 ☆メータ指揮 ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団 残念ながらこのCDは持っていないんです。図書館で借りて聴いたのですが、特に「火星」の演奏の鮮烈さはいまだに覚えています。力任せにぐいぐいと持ってかれちゃうような感覚でした。その後、同じメータ指揮の、ニューヨーク・フィルハーモニックの演奏のCDを買ったのですが、さしたる印象の無いまま、引越しのドサクサでなくしてしまいました(笑)。今度買いなおすときは、古いけどロス・フィル版で。
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