ぽあろの音楽旅日記
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2001年02月06日(火) 第17回 熱情と優しさと ビゼー 歌劇「アルルの女」組曲

 ビゼーといえば「カルメン」が非常に有名ですが、負けず劣らず名高い作品がこの「アルルの女」です。どちらの作品もラテン系の情熱に支えられた作品で、オペラとしても、また切り取った組曲としても聴き応え十分です。
 特に僕がすきなのは、「第一組曲」の「鐘(カリヨン)」の重なり合う響き、「第二組曲」の「ファランドール」の熱狂。また、単独でよく演奏される「第二組曲」の「メヌエット」には暖かい優しさがあふれています。

☆デュトワ指揮 モントリオール交響楽団
 やはりこういう音楽をこの人が手にすると、俄然さえてきます。指揮棒の上で音楽が踊ってる、という感じです。聴く人の中には「もっとケレン味を」って思う人もいるかもしれませんね。
☆藤本博途指揮 岩国高等学校吹奏楽部
 すいません、また自分たちの演奏です(笑)。しかも、この演奏は入手困難です(1度だけ自費で出したCDにも入っていません)。「メヌエット」と「ファランドール」を演奏したのですが、メヌエットのフルートソロ、すばらしいですよ。また、ファランドールの「踊りっぷり」はアマチュアの域を超えている!と勝手に思っています。音はともかくね(笑)。


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