■867号室のぐだぐだコラム■
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 ブエノスアイレス

言わずと知れた(?)香港ホモ映画。
だけど舞台はアルゼンチン。何で出たんだトニーレオン。

のっけからピーーーーなシーンだが、ほぼ全編痴話喧嘩。
「薔薇が咲き乱れるいやーんな場面」(?!)はほとんど無。
ようは素直になれないふたりの愛情物語なのだろうが、
特に何も起こらずな映画。日常切り取り型。

何故男性同姓愛としてこの作品を描くのかが謎。
別に男女でも良いと思うのだが…。
受が殴られてボコボコにされるから男にしたのか?

わがまま気まぐれの受男君は束縛して振り回すのは
得意だけれど、逆の立場は大嫌い。
そしたら攻男君が我慢の限界超えてプッチーン。
受男君を追い出してしまいます。
だけど結局逢いたくて、「逢いたいと思えば逢えるんだ!」
…と開き直るお話。

画面は結構香港映画には見えない感じ。
ゴダール意識してるのかなぁ?
モノクロになったり極彩色っぽくなったり。
音楽もそんな感じ。

正直私はあまり好きにはなれませんね。何故かって?
だって白ブリーフにタンクトップなんだよ。
オヤジの装いなんだよ。それで痴話喧嘩してんのよ。
無理だっつーの。差別と言われても生理的に駄目なのよ。
せめてトランクス…百歩譲って黒ビキニで勘弁してくれ。(!!)


一度観たらまぁいいかなと。
正直こんなようなオハナシは日本の漫画には良くあります。




2003年06月16日(月)
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