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■ 醜貌
ただ好きなだけなんです。
好きで好きで仕方ないんです。
貴方が好きだと言ってくれたから、
とてもとても幸な気持ちになれました。
貴方が好きで好きで、
貴方に嫌われるのが何より怖くて、
一生懸命自分を説得しました。
それでも時々、
貴方の世界から私がいなくなっているような気がして、
そんな時、私は酷く哀しい気持ちになります。
頭は素直に理解してくれるのに、
何故か涙が出てきます。
私の感情が私からはみ出して暴走してしまいます。
それはとてもとても醜くて、
きっと私はそれと同じくらい醜い顔をしているのでしょう。
そんな顔は貴方には絶対に見せたくありません。
でも醜さを隠して上手に笑うことも出来ないでしょう。
こんな事を言えば、また貴方は貴方を責めるに違いありません。
そうではないのです。
貴方が悪いのではないのです。
ただ私が我が儘なだけで、
ただ私が貴方を好きなだけで、
ただそれだけなのです。
わかってください。
貴方が好きなだけなのです。
どうか私を消さないでください。
2001年06月21日(木)
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