お仕事?,『アトリエマキ』,恋話


 「採用事務のお仕事があります」と派遣会社から電話。
最近ちょこちょこ紹介の電話があるのは景気回復の表れだろうか。

しかし、採用のセクションで金髪はどうなんだ?
会社員時代に、最初に査定を悪くつけられたのも、アルバイトの募集採用担当の時だった。
巻貝のような髪型が「ふさわしくない」と注意され、それ以来落ちこぼれ社員。

「そうですねー。やはり黒く染めて頂くとか」と派遣会社。
やめておく。ふさわしい人がやればいい。

 板橋の『アトリエマキ』に頼んだ洋服の修理ができたので、とりに行く。
1988年にローマで買ったムートンと、母にもらった上着+ワンピースのサイズ直し。
プードルジャケットは襟が取れそうなのを補強してもらった。全部で25,000円。

何年も着てなかったムートンジャケットは、もともと男物なのでまだブカブカだが、随分軽く着易くなった。

 臭いフェチの友人とメール。
彼女が自分のフェチに気づいたのは失恋後。

> いや、私も(略)のとき初めて知った。周囲でぷんぷんするというのではなくて、
> 体に顔くっつけたら分かる程度なんだけど。
> 会ってたときは、臭いがすきなどと思わなかったんだけど、失恋した後、
> 飛行機で隣の席の白人が同じ臭いを放出していた(この人は、だからきついんだね、体臭が)ので、わわわーと記憶がわき上がってきた。
> それで気付いた。

好きじゃないから口臭が気になる、ということもある。「臭う」と言って逃げることもある。

> 私が(夫の口臭が)気になったのも、そーいうことでしょうか・・・
> ひどい女だわ。

「体は正直、生理的な好みってことでしょうがないんじゃない。」

 口臭とか歯周病とか言ってたら思い出したが、岡山の『ご近所さん』は何故か自分の歯の治療状況を細かく教えてくれる。
全く興味ないのだが。私が日記に子宮筋腫が何cmとか書くのと一緒か?

 もちろん恋人の体調、気分、状況は非常に気になる。全部知りたい。
でも彼に「何してた?」と聞かれると、私は困る。
彼は忙しく大変な日々なのに、私はのんびり昼まで寝て、ちょっと用足しとか、遊んでるか遊びの準備か。
なんだか申し訳ない。
2005年11月28日(月)

抱茎亭日乗 / エムサク

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