鳩よ!,三浦和義さん,『Trattoria Monstera』,『Café Le SANG DES POÉTES』


 毎夜の鳩への水かけ、毎朝のフンだらけのベランダにうんざり。
鳩はエアコン室外機のホースにとまっているので、段ボール箱を置いてみる。
フンを踏みたくないから部屋の中から手を伸ばしてガムテープで貼る。一苦労。
鳩への憎悪が募る。

深夜家に帰ってみたら、いるではないの、鳩!段ボール箱を押しのけて。
はあああ。どうすればいいのだろう。剣山とか?ボンドを塗るとか?
しかしベランダで鳩にのた打ち回られたり、死なれても困るのだ。対策を考える。

 覚醒剤で逮捕起訴された知人が嘘の報道をされたことで、三浦和義さんに電話相談。

三浦さんは本人訴訟でマスコミを500件ぐらい訴えてほとんど勝っている。
ロス疑惑で「ある事ない事」ではなく、「ない事ない事」を書かれたのを訴えたものだが、警察発表をそのまま書いたことは訴えてないのか、聞いてみた。

「それはない。難しいよ。免罪になる最高裁の判決があるから。」
「そうですか。だから警察発表は裏を取らなくても良いんですね」
「警察が間違っている、という明らかな証拠がないとね」
「友人は自首したのに、挙動不審で職務質問を受けて逮捕って書かれたんです」
「覚醒剤で逮捕が事実なら『その程度の違いは許容範囲』とされるだろうねえ」 

そうか。知人は覚醒剤との断絶を決めて覚悟の自首だったわけだが、警察はそうは解釈しないし世間にもそう解釈させたくないわけね。
覚醒剤もいけないが、警察を信じてはいけない。嘘つきは警官の始まり。

 会社員時代の友人たちと表参道の『Trattoria Monstera』。
美味しいが、店員の男性が不機嫌な、全く愛想のない接客で驚く。
年齢的にアルバイトって感じでもないが、何だあれは。

私が情報システム部で会社の公式サイトを担当していた時に派遣社員でウェブデザイナーをやっていたS君。
その後海外留学を経て「冬ソナ」のDVDの個人輸入だかなんだかで億万長者になって、青山にオフィスを構えたと聞いていた。

今は若い20代社員をいかに育てるか頭を悩ます社長、しかし彼もまだ30歳。頼もしいねえ。

今回誘ってくれたNさんは同じ大学出身で、今でも「桜井さんのお陰で会社に入った」と言ってくれる可愛い後輩だが、S君と、先輩社員O君に
「(今この席にいる)3人の中の誰かと付き合うなら誰にします?私でしょう?私が一番まともですよね」。
どこに行ってもこの質問をしているとか。面白いNさん。

是非、役員或いは社長になってもらって、いろんなところで「桜井さんのお陰で」とスピーチしてほしいものだ。

 高橋玄さんの映画『CHARON』で千葉県東葛地域が撮影舞台となったことをきっかけに生まれた「東葛映画祭2005」が明日から開催される。
『CHARON』に出演していた舩木壱輝さんが仕事の合間にチケットを表参道まで届けてくれて、購入。立ち話3分ほど。

『モンステラ』で一緒に飲んでた匿名希望Aさんに「舩木さん、かっこいいでしょう!」と自慢。
地元の池袋演劇祭より千葉の東葛映画祭。通うぜ。

 一人で神宮前の『Café Le SANG DES POÉTES』。
7月21日にこの店で再会したT君を誘ってみる。
T君はずっと歌舞伎の女形をやっていたが、歌舞伎を辞めて最近は男の役もやっているとか。
素も女らしいのでちょっと想像つかない。見てみたい。

 映画やお芝居のことなど話していたら終電を逃してしまう。

 今日は日記に書いていない人も含め電話や直接や素敵な男の人たちとお話いろいろ。楽しかった。
2005年10月13日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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