『トリックスター』,冴島奈緒/SHR in Sleeper's,『檸檬屋新宿』 |
夜はイベント盛りだくさんなので朝からお仕事、と思うのだが昼になってしまう。
19時から高田馬場『トリックスター』にて「9.11直前 大緊急討論集会『この国の選挙の行方』〜君は小泉の勝ち誇った顔をみたいか?!〜」というタイトルで、お話は宮台真司、宮崎学、平野貞夫(元参議院議員)、高野孟(インサイダー編集長)。 後から駆けつけた野党の立候補者も入って、投票日を明後日に控えてまず「何故民主党は負けたのか」。あはは。
宮台さんの分析。かつての構図、農村保守VS 組合左翼ではなくなった。 農村保守は空洞化、不安を抱えた無党派層は「断固」「決然」の男気に吸引される「ヘタレ右翼」に。 小泉は農村型から都市型に自民党を変えた。組合貴族民主党は生き残れないと思っている人が少ない。 フリーター、シングルマザーなど弱者を支持基盤にするべきなのにわかってない。 岡田はコンサルに「笑うな」と言われて、絶対に笑わない。若い連中にはそれでは駄目。 「小泉さん、壊してくれてありがとう、後は民主党がやります」と言うべきだった。
平野氏の分析。民主党は小泉の主張を読み間違えた。 郵政民営化は日本のバリア、共同体を壊す。日本はアメリカの州となって、ニューオリンズのようになる。 今回の衆議院解散は憲法を停止している状態。なのに記者は書かない、議員も主張しない。これから恐怖政治が始まる。
高野氏は民主党結党に関った張本人として「製造者責任がある」と自ら認める。 小泉の「自民党を離党してでも郵政民営化をやる」という言葉をマスコミも民主党も甘く見ていた。 民主党は「公社維持はまずい」と言った。解散になって岡田は「年金が大事」と言った。 この時点で負け。理論と政策が正しくても駄目。
平野さんは「今日のイベントは会場がいいですね。『トリックスター』という名前がいい。政治にはトリックスターが必要なんです。かつての金丸信とかね。今の日本は病的トリックスターが総理大臣をやっているんだな」。 会場爆笑。
休憩時間となり、私は会場を後にする。 高田馬場駅への途中、2部に登場する某氏とすれ違う。彼の話は面白いので、聞きたかった。残念。
しかしMARIBARパーティーに出演してくれた冴島奈緒/SHRの現メンバー初のワンマンライブ「兄貴、男になりました!」本公演も見たい聞きたい。 六本木『Sleeper’s』で最後の2曲に間に合う。盛況。 奈緒さんは黒いミニのドレスで、飛び跳ねていた。素敵。
終了後、バンド、ダンサーのSHRガールズ、スタッフ皆さんに挨拶。先日のMARIBARパーティーのお礼。 サエジマニアのoちゃん、奈緒さんの映像作品と衣装プロデューサーの三上るかさんらとお話。
奈緒さんプロデュースの「3000年型コスメティック」を解説してもらう。 これを使って奈緒さんはファンデーション要らずのお肌になったとか。 奈緒さんの頬をぷにゅっと触ってみる。なーるほど、スゴイ。と感心していたら 「真理さん、プレゼントするわ」。 感激!MetroStrip ソープを頂いた。最近お肌が荒れ気味で気になっていたところ。嬉しい。 奈緒様、ありがとうございます。
適度な人数が残っているところで「もう一丁やるか」的ノリで演奏が始まる。皆ビールを飲みながら。 「皆もどう?」と奈緒さんに促されてネクタイビジネスマンたちがステージに殺到、皆で『スタンド・バイ・ミー』。奈緒さんの包容力に菩薩を感じる。
『トリックスター』集会がどのように終わったのか、或いは宮崎さんと皆で2次会などやっているのか気になって電脳キツネ目組KMさんに連絡。 宮崎さんは帰ったけど何人かで『檸檬屋新宿』にいるとのことで、合流。
お腹が空いていたので、残り物と穴子丼をバクバク食べる。 1時間ほどいて終電で帰ろうと思っていた。出ようかな、と思ったところへ宮崎さんから電話。すぐに終わる。 もう行かなくちゃ、とお勘定をしているのに「あのな」と話を始める住枝さん。 「早く!お釣りくれ!」と言ってるのに「もう無理だって」と続きを話す住枝さん。 「そんなことない!ご馳走様!さよなら!」と言って走る。
赤信号に引っ掛かってしまい、何故か新宿駅南口に向かってしまう。頑張って走る。週末の終電は遅れることもよくある。
……今日は遅れなかったようだ。山手線は出たところ、中央線が出るところ。がっくり。トボトボ『檸檬屋新宿』に戻る。
「ほーら戻ってきた」と面白がる電脳キツネ目組。彼らも檸檬屋泊。 なんか、ハードな一日だったけど、まだまだ終わらない。
2時過ぎに住枝さんと従業員Mさんが帰り、3時過ぎに皆眠りに入ったところで、他の店に行っていたOMさんが戻って来て、4時半過ぎまで語る。
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2005年09月09日(金)
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