舞台『ハオト〜羽音〜』,『檸檬屋新宿』


 朝、フラフラと新宿駅に着くと、山手線始発はホームに来ていて、今にも出発しそうなところだった。
階段を駆け上って間に合う。ヘトヘト。

 毎日午後出勤のツケで休日出勤。しかし会社に着いたのは15時半。18時には出る。
まるで合理的ではない働き方だ。

 下北沢の『本多劇場』で藤村忠生さんが出ている『ハオト〜羽音〜』というお芝居を見る。
18:00開演予定がアクシデントで19:00開演になるとのことだった。
会場のトラブルかと思ったら、重要な役の女優が今日の昼に体調不良で倒れたとか。
脚本を一部変えて上演すると、始めにアナウンスがあった。

大丈夫かいな、とドキドキだったが、オリジナルを知らない者には何の支障もなくラストに持っていったと思えた。
トラブルによって全員の一体感とテンションの高まりが感じられる、良い舞台になっていた。
それは大変なことだったのだろうと、最後の挨拶には私まで涙。

藤村さんの老人役というのは初めてで、老人の回想で話が進む、ある意味主役。
倒れたのが藤村さんでなくて良かった。

戦争がテーマで、精神病院が舞台なのだが、絶対こんな雰囲気ではなかっただろうと思う。

タイトルから、私の苦手な鳥が出てきたら嫌だなあ、と思っていたら案の定。きつかった。

 今朝までいた『檸檬屋新宿』に今夜も行く。同じく朝までいた常連Yさんもいる。

何故か電脳キツネ目組続々。選挙と山口組、日本の表と裏で起きているタタカイが肴。
「人の喧嘩はでっかい方が面白いのう。グフフ」と宮崎学さん。

宮崎さんのバーバリーのポロシャツが洒落たデザインでかっこ良かった。黄色?キツネ色か。
2005年09月10日(土)

抱茎亭日乗 / エムサク

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