パーティー企画,『シャマイム』,宮崎学さん,『檸檬屋新宿』,口説かれない女


 今週は金曜日にゲラが出るので、木曜日まで思いがけない夏休みとなる。

 やることいっぱい。まずはパーティー準備。
21日『エールハウス』が決まって、冴島奈緒さんも協力してくれることになって、ゲスト出演のみならず、いろいろ相談。
東京、日本だけではなく、世界の都市でパーティークイーンだった奈緒さんだけに、心強いアドバイス。

夜になって『ナインアンダー』メンバー全員のスケジュールも確定。やった。
ワクワク。イベント企画は楽しいなあ。皆様にとっても楽しいパーティーになりますように!

 母と絶縁状態になってしまったT叔父に、母の伝言を伝えたら

> やあ。メールありがとう 若貴のように兄弟がはやっているが自分が当事者になるとは思わなかった 何を言ったから怒っているのか原因を知りたい 僕がわるければ改めて謝るが原因がわからないと対応できない 今は静かにしてたほうがよいかもしれないが聞いてみてください どうしても和解したくないならいないものと考えあきらめる

とのことで、対策会議。

叔父が「行ってみたかった」という江古田のイスラエル料理『シャマイム』。
私は何度か来たことがあるが、いつになく空いていた。
『シャマイム』は日本で唯一のイスラエル料理専門レストラン。自爆テロを恐れてか?
いろいろ食べられて安くて美味しくて私は好きだ。

7月28日に母が言ってたことをT叔父に伝える。
こういう時、双方の言葉をそのまま伝えたら仲裁にはならないものだと思うが、私は今回T叔父の味方なので、あえてそのまま伝えて、母の悪口大会。

「あの人に47年勤続を威張るな、とは言ったけど、それは理由じゃないな。やっぱりYさん(母の夫。私の父親)のことじゃないか。お祖父さんの遺産の事はもうずっと前に兄弟全員が納得している話だ。それを言うのはおかしいよ」とT叔父。
「私は叔父さんは謝らなくていいと思いますよ。母は叔父さんに対して威張り過ぎ。
母の働いていた組織で『私を知らない人はモグリと言われていた』ってよく言ってるけど、そういうことは人がいうのであって、自分で言うことではない。誰も言ってくれないから自分で言ってる」
「そうだよなあ。恥ずかしいよ。兄弟だって、仲がいいのは俺ぐらいなんだから」
「私は母が謝るべきだと思うけど、あの調子だと謝らないだろうなあ。」
「俺は、あの人は田中真紀子とか土井たか子と同じだと思う。絶対謝らない」
「私は喧嘩して何回か謝られたことありますけどね」
「俺には謝らないな」
「でも、叔父さんに何かあったらすっ飛んで行きますよ。喧嘩してようと普段文句ばっかり言ってる人だろうと、そうですから。絶対一番に駆けつけると思います。そういう厚いところはある」
「まあ、そうだな。しばらく暑いし、いいや。静かにしてよう。また涼しくなったら、なんとかね」

ということになる。
そして私の初見合い顛末。土井たか子、田中真紀子の話から7月20日の鈴木宗男 VS 宮崎学の話。
そこへ宮崎さんから「今から来んか」と連絡が入る。

「う、え、あ、今、母と叔父が若貴、浩宮礼宮状態で、叔父と対策会議中なんです」
「そうか。それは叔父さんを大事にな」

T叔父には宮崎さんの『愚者から愚民へ』をあげたし、『檸檬屋新宿』でチラッと会ったこともあるし、宗男話も興味津々だったので「一緒に行かない?」と聞いてみたが「今日はいいや。明日も早いし。宮崎さんにはまた今度是非」。

 T叔父にご馳走になって別れ、私は宮崎さんのいる都内某所へ。
「仲裁は失敗か。グフフフ」と笑う宮崎さん。

宮崎さんは叔父の「田中真紀子・土井たか子・私の母」説に激しく同意。
「いつそう思いました?」と聞いたら、5月13日『檸檬屋新宿』のイベントで、と言われて消え入りたい思い。

娘の私は母の醜い面も受け継いでいる。違いはそれを自覚しているかいないかだ。

 なんと、21日宮崎さんは神保町でトークイベントがあるという。
「えー、その日に私もパーティーを企画したんですが。ああ、それだと電脳キツネ目組の動員が見込めない。厳しいなあ」
「なんのパーティーだ?」と宮崎さん。
「私の日記のゾロメなんですが。あと誕生日。で、冴島奈緒 VS 宮崎学トークショウとか考えたんですけど、宮崎さんにお願いすると法外なギャラをお支払いしなくちゃいけないかと思って」
「そりゃそうだ。高いぞ」
「宮崎さんが冴島奈緒と何を話すの?」と21日トークイベントの主催者でもある編集者Sさん。
「男の道、女の道、愛と情とエロスについて」
「そんな話を宮崎さんがするわけないでしょう!なんで宮崎さんがエロなんだ!」
「そんなことないですよ、ギャラ次第でしょう?」
「ああ。当たり前じゃねえか」と宮崎さん。
「21日のギャラはいくらなんですか?会費は?」
「無料」
「へ?無料?!じゃあ、こちらはギャラをお支払いしますから、パーティーに来て下さい!」
「だめだよ、もう決まってるんだから」と笑うSさん。
キツネ目の男宮崎学、引っ張りダコになる。

パーティーの時間を遅くして掛け持ちできるようにすれば、トークイベントは無料だしキツネ目組の人たちも来てくれるのでは。
てなわけでトークイベントは神保町14:00‐18:00、パーティーは池袋18:30−21:00!皆様ヨロシク。

 『檸檬屋新宿』。住枝さんも私の母とT叔父を知っているので、姉弟の確執を笑う。
パーティーの「冴島奈緒 VS 宮崎学〜男の道、女の道、愛と情とエロスを語る〜」企画に「おっさんはそういう話苦手やろ」と言いながらも結構興味ありそう。

しかし、4時間!ものトークの後また語って下さいとは言えない。
なのでパーティーは『ナインアンダー』のゴキゲンなロックと、奈緒さんの「大人の女」な音楽でお楽しみいただきます。

 私を頑張って口説きたい、と言っていた男性から

> 口説けなくなっちゃったけど影の応援は継続です。

とメール。

「ありゃ、なんで口説いてくれないんですか?戦意喪失?他の標的が現れましたか?」

と聞いてみるが応答無し。どういうことやねん!
「口説きたくなくなった」ではなく「口説けなくなった」なら、言い訳ぐらいしてほしい。ちぇっ!つまらーん。
2005年08月02日(火)

抱茎亭日乗 / エムサク

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