『宮崎学の文章道場!』,『なかよし』,『OASIS』

 働かない頭のまま朝まで。文章道場の課題はまだできない。4時過ぎ、NANIOさんからメール。

> ダメぢゃん、言い出しっぺなのに(¬_¬)
> 難しく考えすぎない方がいいょ。自分の世界観でせめるべし。

「はいー。頑張ります」と返信して、寝る。

数時間後起きる。頑張る。ひえー、やばーい。文章道場は17時から。もう16時過ぎ。
課題は585文字。50字以上足りない。しかし事務局の私、課題を出さない上に遅刻はあり得ない。もう行かなくちゃ。

 月末の雨の土曜日で道路は混んでいる。池袋駅までタクシー。
埼京線か山手線か迷って山手線に乗る。
16:50新宿駅。タクシー乗り場には列が出来ている。あああ。
前の人がなかなか出発しないので私の乗る車が前に出られない。蹴飛ばしたくなる。

タクシーに乗ると「混んでますよ」。ひぃー。こここ困った。
「抜け道行きますか」「お願いします!」と言ってものろのろ動く車列。おいー、お願いー。

16:59会場のグランカフェ・ピクチャーズ高橋玄さんに電話。
「すみません、間もなく着きます」

17:01ビルに着く。エレベータ前にMさんが立っていて「ちょちょちょっと、今日は誰が来るの?」と話しかけられるが振り切って中へ。
怖い顔をして座っている宮崎学さん。なんと時間通り来ていたのはMさんのみだった。
ややややばーい!事務所に飛び込み「コピーさせて下さい!」って玄さんに挨拶もそこそこに、コピー機を使っている玄さんのスタッフをどかせてしまう。大汗。

 開講の挨拶をしなくちゃ、と思ったが宮崎さんが「じゃあやるか」と言ってなんとなく始まる。
おお、机の上にはコーヒーとお皿いっぱいのお菓子まで。

宮崎さんが東京新聞で連載している「本音のコラム」をどのように書いているか、提出された受講生のアメリカ大統領選挙についての文章へのコメント。
「桜井はどうした?」
「すみません、うまくまとまらなくて」
未提出は私だけだった。情ない。

「お金をもらって文章を書くのが一番鍛えられる。ホームページ、掲示板は自己満足、何の意味もない。文章的上達はない」
「『表現の自由』云々意味無し。規制があるのは前提。あった方が巧くなる。」
といった話他いろいろ。

講座中に宮崎さんの電話が鳴る。イラクでの日本人殺害事件についての話だった、と解説を聞く。なるほど、そういう背景があったのかという内容。

 終了後受講生だけでグランカフェ・ピクチャーズ近くの居酒屋『なかよし』。

皆『MARIBAR BBS』を見てる、という話だったのでひょっとこ写真を見せる。
「ひょっとこひょっとこ」と五月蝿い読者は相手にしないことにしたのだけど、どうかな、と。

写真を見て、楽しい旅行だったなあ、ラヴラヴだった、素敵な人だったと一人感慨にふける。

それにしても「ひょっとこ読者」は「一応他人からは美形と呼ばれてます」と言っているが、「美形」なんて呼ぶ人がいるかね。「ハンサム」と同じぐらい、使わないが。

Kさんに24日の失われた記憶部分の話を聞く。そして今日も記憶を失くす。

 Kさんに「ご馳走しますよ」と言われて2人で池袋のバー『Oasis』に行ったのは覚えている。
2004年10月30日(土)

抱茎亭日乗 / エムサク

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