お仕事,『Planet3rd』,映画『2046』

 久し振りの会社勤めでどっかり疲れたが、明日はお休み、と思っていたら今日で終わってしまった。
11月4日まで延長できる?と聞かれて大丈夫、と言ってあったのに。
クビになったわけではない。多分私たちは優秀で予定より早く片付いてしまったのだ。

私の隣の女性は、風邪で鼻水ズルズルだが、誰よりも電話の件数と獲得数が多かった。
聞いていると私の3倍はしゃべっている。これで体調が良かったらもっとすごいのかもしれない。

16時半頃、突然オフィス全体の電話が切れる。インターネットは繋がっているのに、顧客リスト画面がダウン。そのまま18時終業まで休憩状態。
これまで私たちに発破をかけていた担当者は、午後から外出で挨拶もなく終了。

 「今日で終わりなのでお茶しません?」と女の子ら。4人で渋谷駅近くのカフェ『Planet3rd』。
ガード下で揺れるがコジャレた店で、喜ぶ女の子ら。彼女たちは可愛らしいドリンクを飲んでいる。私は一人で『パタゴニア』というチリビール。
料理は4人でシェアするには少な過ぎる量だが、一人客には多過ぎないでいいのかも。割と美味しい。

仕事の話、恋話。芸人のなんとかにナンパされたとか、友達は別の芸人と付き合ってるとか。
彼氏がヤキモチやきだとか、あまり金持ちはいやで年収は300〜500万円ぐらいがいいとか。
「へぇー」と興味深く聞く。

北海道の山奥で小学校教師をしていたというOさんに「それはまさに『北の国から』の原田美枝子だね!」と興奮気味に言ったら「?」でガックリ。世代が違うのか。
それにしても本当に同じような環境だったみたいなのに、あのドラマが語られないというのはどういうこと?

 池袋の映画館は「29(ブク)の日割引」で、『2046』を見る。
前半ところどころ寝てしまった。やはりウォン・カーウァイは好きじゃない。
一番好きだったらしい女の人が、あまりきれいじゃない。キムタクも、つまらなかった。

 そんなことより文章道場。しかし眠くて頭が働かない。
2004年10月29日(金)

抱茎亭日乗 / エムサク

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