ライターズスクール,『和民』

 ジャーナリズム講座のライターズスクールは本日開講。
私はスタッフを頼まれていたが、入り口で「受講生が少ないから、君も受講生になって」と事務局Yさんに言われる。
Yさんは時代小説、官能小説の作家でもある。
その指導の下、私も長編小説にチャレンジしてみようかな、などと考えていたのだが「君の課題は決まっているから」と言われる。

その企画は1年近く前からあって進んでいないもの。
私はまたジャーナリズム講座本のようなことになるのでは、と危惧を抱きつつ、やる。

学術書の出版社社長Hさんがオブザーバーとして、文学についていろいろ話して下さる。
私が「20年前に書いた小説をHPに載せようと考えているんですけど、そんなの意味ありますか?」と聞いたら「あるよ。作品は発表して、意見をもらって、書き続けること」。

Yさんに質問。「今、小説は読まれない、求められていないけど、映画やドラマやゲームになるものは常に求められているから、原作になるような物語を書かなきゃ駄目なんじゃないですか?」
Yさんは「それだと、書いててつまらないんだよね」と、小説と脚本とVシネマについて解説。

 Hさんたちと『和民』。『邪宗門』と『肉体の門』と『堕落』を読むように言われる。
高橋和巳と三島由紀夫の死で戦後文学は終わった、と言われて
「高橋和巳、知らないです。多分読んだことない」と言ったら驚かれる。

 面接を受けた会社から連絡がない。まさか落ちたかね?
2004年05月20日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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