疑惑と告白の行方,『やきものネット』取材,『なすび』 |
彼から電話。「乱交旅行はどう?」「男女10人同室で、どうなることかと思ったけど違う部屋にしてもらいました」「地味なつまらない話ですね。課題、頑張りなさい」「はい。あなたも会えるよう頑張りなさい」。
彼に誘われた友人とメール。
友人:実は被害者意識を持っている。通り魔に遭ったような気分。
私:やり取りの過程でそうなのかな、と思ったけど、はっきりそう言ってくれてわかりました。
友人:「触れないでほしい」のは、思い出したくないから。何で被害者なのに追及されなければならないのか。問題があるのは彼、追及は彼に向けてくれー。
私:思い出したくないという気持ちはわかります。 私が追求したいのは私とあなたの友情関係、お互いの気持ちなんです。 被害にあったことを責めるつもりはないし、黙っていたことは決着したこと。 私が彼に裏切られたことも被害と言えなくもないが、それは男女の問題です。
私と彼とのことは彼に追及しますが、あなたとの友情関係を彼に追及はできない。 あなたが望むなら「私の友人をよくも傷つけたわね!」とやってもいいですが、そういうことじゃないでしょう?ん?そういうことか?
友人:「大体そんなたいしたことじゃないじゃない?」と言うが、「たいしたこと」だった。 友達の彼に誘われて傷ついたとは言いにくかった。友達として立場を思いやって慰めてほしかったくらい。
私:私がたいしたことじゃない、と言ったのはあなたを思いやって、です。 そういう解釈をすれば、あなたの負担が軽くなるだろうと思った。 これは反対に作用してしまいましたね。スミマセン。無理はいかんね。 私にとってもかなり大きなショックでした。「たいしたこと」です。
慰める。それは気づきませんで、スミマセン。 「あなたは悪くない、いい難かったのも理解できる」では足りなかったんですよね。 そういうのは本当に微妙だから難しい。なんと言っていいのかわかりませんが 私はあなたが言ってほしいことを、言いたいという気持ちはあります。 それも一方通行じゃ駄目でしょ。お互いに、正直に、よね。
友人:第三者としてならいくらでも聞きくが、今は責められているようにしか感じられないので、とても辛い。 もう謝らない。当事者として返答するのも最後にしたい。
私:そこがよくわからなかったんです。 どういう話なら聞くけどどこからは触れたらいけないのか、そもそも分けられるのか。 私と彼の関係にとって第三者であることは今も前も変わらないのでは、という気もする。
「応援する」「批判はするかも」→「客観的に話を聞ける」→「もう忘れたい」「触れないで」 って変わっていったから、今後一切彼の話はしてくれるなってことなのか?と思った。
私は責めていない。私も辛い。でも「たいしたこと」を乗り越えたい。 自分の行動で起きてしまったことを見つめ、これからどうするか考えたい。 二人の間にタブーを作ることは「たいしたこと」に精神的に負けることだと思った。
その辺の考え方は違うのかもしれないですね。もうちょっと突っ込んで話したいところです。
当事者=被害者ということですよね?当然謝る必要ないです。 私にとってあなたは第三者じゃなくて大切な友達。 したいようにすればいいし、私もしたいようにさせてもらいたい。 男女関わらず仲良くなれば楽しいことも辛いこともあるさ。傷つけあうこともある。
私は今回のことはお互いの理解を深めていると思う。 これは無理やりの解釈ではないよ。
『やきものネット』6月号の取材で世田谷区深沢の『ギャラリーSt.Ives』。 店主の井坂氏が2週間のイギリス出張から戻って、商品構成も少し変わって小物が増えていた。「自分の手荷物で持ってきた」とのこと。 今回はジル・ファンショー・加藤さん。日本で20回以上個展をやっている著名な陶芸家だ。
『やきものネット』5月号もアップしているので覗いてみて下さい。 http://yakimono.net/monthly.html
帰りに目白『なすび』。『FLAMENCO 曽根崎心中』のスタッフKさんといろいろな話。
なすびは、タバコ1本につき10円?徴収している。店主の千秋さんも払っている。 そしていくらか貯まったとのことで、何故か私がなすびカクテルをご馳走になる。 有難く素晴らしいルールだが、「皆さんバカバカ吸って下さい」とは言わない。
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2004年05月06日(木)
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