疑惑と告白の行方

 友人がはっきり「被害者意識がある」という前から、「あんたの彼のやったことでしょう!」という思いがあるのではないかと考えていた。

加害者は彼だ。私は「彼を責めるかどうか決めていない」と言った。
ということは友人から見れば私は加害者の一味?
私は被害者同盟みたいな気持ちでいたのだが、それが間違っているのかも。

友人は「立場を思いやって慰めてほしかった」と言った。
私は「誘いを断ってくれてありがとう。あなたは悪くない。内緒にしていたのは理解できる」と言った。
しかしこれでは慰めになっていないってことだ。

友人は慰めてほしいんじゃなくて、謝ってほしいんじゃないか?被害者なんだから。
「もう当事者じゃない」のに「被害者意識がある」のは被害者として落とし前が着いてないからじゃないのか?

加害者は彼だ。私は彼の女として代わりに謝るべきか?彼に謝らせるべきか?
もはやそんなことは友人は望んでいないのか?とにかく封印してほしいのか?

ちゃんと向き合って、乗り越えて、お互いすっきりするには、どうしたらいいんだろうか。

 一日中日記。
2004年05月07日(金)

抱茎亭日乗 / エムサク

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