慶應義塾大学病院,ビックカメラ,映画『ディボース・ショウ』,『花と蛇』

 子宮ガン検査の結果を聞きに慶應病院。
前2回、トイレに行っている間に順番を飛ばされて最後に回されたので、今回は要注意。
本を忘れてしまったのは失敗。昨日飲み過ぎ、二日酔い。寝ながら待つこと2時間。

トイレに行く時も看護婦に確認してから。「もうすぐ呼ばれますよ」と言うが、それは何分?
戻ったところでやっと呼ばれる。
しきりに「お待たせしてスミマセン」と謝る医師。もしやまた飛ばされたのか?

検査の結果は異形成。今すぐどうという問題ではないが、4ヶ月毎に検査が必要と言われる。
「半年毎じゃダメですか?」
「心配する人は3ヶ月毎に受けますよ」
「痛いんだもん」
「じゃ、次は9月にしましょう」
終わり。1分半ぐらいか?

会計コーナーの後ろに投書箱があったので、クレーマークレーマー。
「30分待たずに呼ばれたり、2時間待たされたり。待ち状況がわかるようにして頂けると有難いです」。

 ビックカメラでPC検討。プロバイダIさんの「聞いたこともない会社のPCはやめておいた方がいい」というアドバイスで、VAIOに決める。ポイントでViaVoice10を買おう。
そして恋愛小説を書くのだ。

 昨日Yが「見たい」と言っていた『ディボース・ショウ』。
普通のハリウッド映画かと思ったら、コーエン兄弟の作品だった。
冒頭のドタバタで全く笑えなかった。失敗かと思った。見終わってみるとまあまあだった。
二人の丁丁発止もいいし、衣装がいい。

 同じ映画館でレイトショー『花と蛇』。
これも冒頭の、杉本彩が蛇を飲んでいるシーンで「こりゃだめか?」と思った。
残念ながら、こちらは最後まで全然ダメ。

時代設定がいつなのかわからないけど「セレブ」とか言ってるからには現代のはず。
なのに杉本彩の化粧は昔っぽいし、『ディボース・ショウ』でゴージャスな世界を見た後だからか何もかもが安っぽい。どんな低予算のテレビドラマより安く見える。

杉本彩は確かに頑張っているが、彼女が石井隆を指名したらしいが、失敗だと思う。
呪縛の図はいいけど、それならイメージヴィデオでいいわけで、映画にするならそれらしい世界を見せてくれないと、楽しめない。

ティアラをつけて裸で踊る杉本彩を見て、笑えと言うのか?美しいと思えと言うのか?
ただただ杉本彩が可哀相だった。

放尿シーンではこちらもトイレに行きたくなるが、何度も席を替わっている痴漢らしき人もいたりして、映画はつまらないし、見ること自体が拷問を受けているような、うんざりする映画だった。
2004年04月21日(水)

抱茎亭日乗 / エムサク

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