| 2008年10月20日(月) |
【フランス旅行】赤い街・ストラスブール |
さてストラスブール郊外・リンゴルスハイムのホテルに泊まってるわけだが・・・ やはり中心部への列車は極端に少ない様子。 しかたないので昨日同様、バス&トラム(路面電車)を使うことに。なんかもう通勤状態(笑)
まあ2度目ともなると慣れたもの。 すんなりトラム交通の基点となる駅「オム・ド・フェール」に到着。 訳すと「鉄男」って名前の駅ね。駅といっても何もないけど、停車地の真上に円形のガラス製ひさしがついてて面白い。
午前中の少し肌寒い空気の中、街歩き開始。 パリとは全然違う、おとぎ話のようでもあるけど、なぜか生真面目な感じもする家並。建物が赤茶色の石造りのせいかな?パリはなんかベージュ色だから。
しかし土産物屋は開いてても、肝心の大聖堂や美術館はなんと12時から。 カフェですら開いてなかったり。 ここの人たちはこれで生活がなりたつのか???
でもゴミゴミしてなくて気分いい。 メリーゴーランドのある広場を抜け、土産物屋の並ぶ道の角を曲がると・・・
いきなり目の前に大聖堂!!! 圧倒的な大きさ。立ちふさがっているような存在感。 パリのノートルダムと並べたら、意外に同じくらいなのかもしれないけど、周りに広場の引きがあまりないせいか、こちらの方が威圧するような大きさを感じる。
そして何よりその色合い。街同様、赤茶とチャコールグレーの石の色。 色鉛筆でぼかして塗ったような具合なので、近づくとゆらゆら揺れているようにも見える。色鉛筆の絵でつくったアニメのCMあるじゃない?あんな感じ。
いったん内部に入り、ひとめぐりして、今度は外を一周。 大聖堂正面に戻ると、目の前のカフェでココアを一杯。 あ〜抜けるような青空だし、ほんっと幸せ。贅沢なひととき。
その後12時から大聖堂内の「天文時計」のからくり見たんだけど・・・ 時計の上の方しか動かないのでよくわからん!! しかもこの時はいきなり日本人の観光客だらけ。年配の人が多かったけど、みなさんすごいよね。ウチの両親なんて「ストラスブール」なんて街の名前すら知らないよ?
ランチは大聖堂わきの小道で、適当な店に入った。 オニオングラタンスープと、サーモンのバターソース?みたいな料理。 味はまたまた「普通」だったけど、ゆっくりまったり。ああ幸せ。
そして散策の後、午後は美術館めぐり。 ロアン宮とアルザス博物館。特に後者は気に入った。小さな、アルザスの民芸品がメインの博物館。 なんかさ、こっちの家もそうだし、民芸品もそうなんだけど「カワイイ。でも怪しい」のよね。 鍋とか棚とか。夜中にゴリゴリ動いてそうな。
旧市街は狭いので、これだけ見所回ってもそんなに慌しくない。 イル河クルーズは明日におあずけ! また郊外のホテルに帰るとするか〜
|