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■ 2006年08月16日(水) 称名寺&金沢文庫へ <画像あり>
高校の後輩・御明さんと一緒に称名寺と金沢文庫へ行って参りました。一応横浜市内なんですが京急沿線は遠いです。我々の地元から見ると。金沢文庫(と称名寺)と言えば日本史的にも有名処なんですけど、今まで未訪だったのはそういうワケ。これが東急沿線だったりしたら、もうとっくに行ってたと思うよ、ホント。
10時半に新宿で待ち合わせて行きましたが、朝は雨。今日は一日降ったり止んだりの天気なんだろうな。
駅近くのドトールで昼食を摂り、道に迷い気味になりつつ(御明、役立たずでスマン)称名寺へ。お寺の裏手が神奈川県立金沢文庫です。お寺に参拝してから金沢文庫へ向かいます。
金沢文庫では声明に関する展示が行われています。御明さんは声明大好き。展示されているのは基本的に金沢文庫が所蔵している声明の「楽譜」。古い紙きれとかなんですが、それが悉く重要文化財。すげえな金沢文庫。綺麗に清書した「楽譜」が後の世まで残って文化財指定受けたとなれば、書いた坊さんも本望でしょう。
展示も素晴らしかったですが、何がすごいって図書室(利用無料)ね。日本(一部東洋含む)の文学・歴史・宗教・文化に関する資料が山。嗚呼お久しぶり国史大辞典! 角川日本地名大辞典! 日本古典文学大系や国史大系も久しぶり! 私の師匠の著書もありましたよ。とうの昔に絶版なのでオールコピーで持ってます(著作権法違反)。 近所にあんな所があったら、職員さんと顔見知りになって世間話が出来る程度には通うな。間違いなく。二人で「こんな本が!」「こんな資料が!」と全書架の前で囁き声で盛り上がり、展示よりも図書室でテンション上げて帰ってきました。・・・いや、持ってる本も勿論あるんだけどさ。そりゃ。でも絶対買えないあんな本やこんな本が(悶絶)。欲を言えば、地名辞典は角川だけじゃなく平凡社のも入れてほしい(神奈川県だけあったけど)。あと神道大系あったらサイコー!
ひとしきり見学して外に出ると、さっきまでが嘘のように晴れ渡ってました(上の写真で比較)。アレ? あたしたち何時間中にいたんだっけ? 2時間程度なのに1日経ってしまったような晴れっぷりでした。
称名寺にはとても大きな池があります。そこには何処の池でもそうであるように鯉や亀が泳いでました。が、何を思ったのか1匹の亀が陸にあがってきていて、池の周りを散歩しています。人間を恐れないどころか、犬をも恐れない! 犬は(恐らく)初めての事態に及び腰で吠えたてたり噛みつこうとしますが、亀の方は全く動じず。平気で犬に近寄るし、人に持ち上げられようと慌てない。我々に向かって突進してくるわ、おばあちゃんの後に着いていくわ、落ちてたタバコはくわえて噛み切っちゃうわ、御明さんにはお手までしてました。 亀あなどれない。マジあなどれない。
左、御明さんに突進する亀。右、私の足下をうろつく亀。 金沢文庫の駅構内にあったヴィ・ド・フランスでお茶して帰りました。御明さん、貴重な夏休みの最終日をお付き合いいただきどうもありがとう。今度は是非とも深川へ!(笑)
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・過去の「今日」。
2004年08月16日(月) 匠の味を食し、そして泳ぐ <画像あり>
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