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■ 2006年03月19日(日) う、 <画像あり>
午後、夫の職場の駐車場で駐車(バック)の練習して来ました。何とか横に車がいても駐められるようになりましたよ。でも狭いとこだときっと無理。 途中、カーナビのTVでフサイチリシャールとディープインパクトの走りを見て、それから海岸沿いドライブ。途中で車を駐めて、思いっきり引き潮の岩場でちょっと休憩しました。
私は岩場の上に立って写真撮ったりしてた(IXYしか持ってってなかったけど)んですが、波打ち際まで行った夫が「でっかいウミウシがいる!」 う、ウミウシ!! 本物のウミウシなんて見たことないかもー。見るー見るーウミウシ何処ー? で、でかっ! つっついたら紫の液体(タコのスミみたいの)吐いたりするのか?? 生態もよく判らないので、取り敢えず夫が拾ってきた棒で引き寄せてみます(ちょっと可哀想)。ふーん裏側(足?)は牡蠣とかアワビみたいになってんのねー。
ここでちょっとお勉強。ウミウシについて。 ・ウミウシは後鰓類(こうさいるい)の中のあるグループをさす一般的な呼び名で巻き貝の仲間。 ・英語ではSea Slug(海のナメクジ)。 ・ウミウシの仲間は日本だけでも13目80科210属650種以上。
「ウミウシ」でググって写真を見ると、どうも今日見付けたこの子はアメフラシのよう。アメフラシはウミウシの一種。でも地方によってはアメフラシのことをウミウシと言うらしい。つーかウミウシとアメフラシをどう見分けるのかがよく判ってないんですが。 アメフラシはアオサとか養殖ワカメなんかを食べるようです。最初発見したとき、何だか判んないけど緑の海草にたかっていたので、お食事中だったのかも。アメフラシちゃんごめんよ邪魔して。
ここでアメフラシについてもお勉強。 ・アメフラシは雌雄同体。頭のほうに雄の器官を、そして背中に雌の器官を持っていて、前にいる個体の雌器官に雄器官を挿入し、その雌器官にはうしろの個体が雄器官を挿入する結果、どこまでも続いていく。うまくいけば、まーるく繋がる。 ・名前の由来は、刺激を与えると雨雲のような紫汁を出すから(と言われる)。この液は制ガン作用があり、研究もされていた。 ・アメフラシは体の中に大きな薄い貝殼を持っている。 ・寿命は1〜2年だが、孵化した当初はプランクトン。成長が速いのは、蓄える「そ嚢」、すりつぶし消化液を混入する「砂嚢」、そして「胃」と器官が充実しているから。
深いなアメフラシ。ちなみに写真の子はアメフラシじゃなくてアマクサアメフラシかもしれない。アマクサアメフラシは刺激を与えても紫汁を出さずに白い液を出すんだって。見分けは付きにくいんだけど、足の裏が吸盤状か帯状か(帯状ならアメフラシ)、背中のビラビラが後ろで繋がってるか繋がってないか(繋がってないとアメフラシ)で見分けるんだそうな。うーん、そう言われてもどっちだったかワカンネ。紫汁も白液も出さなかったしなー。
煙草の箱と大きさ比較。煙草の箱を水に浸けると夫が悲しむので、箱の方がアメフラシより若干手前にあります。 写真下が足(?)、左(煙草の箱側)が頭。 私の手より大きかったです。 アメフラシの普通の大きさは20cm、大きいと40cm。アマクサアメフラシは20cm。てことは極々標準サイズなのかな。 煙草の箱は露出オーバーw
しかも「初めて見た!」って思ったんだけど、学生時代に三浦半島の先っちょの方に合宿に行った時に、イソギンチャクとかウミウシとかいっぱい見たかも、という気がしてきたorz
帰りにスーパーによって、車と車の間にバックで駐車してきました。駐車スペースが広い所なら何とか出来るかも。でも素早い駐車はまだ無理なので、待ってる車には御迷惑お掛けします。生暖かい目で見守っていただければ(ぇ
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・過去の「今日」。
2005年03月19日(土) 三河・遠江参拝紀行 <画像あり> 2003年03月19日(水) 開戦前夜
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