|
|
■ 2005年08月22日(月) 受験と宗教に関する一考察
昨夜、テレビで夏休み中の小学生が進学塾の合宿で(あたし的には)有り得ない受験勉強を繰り広げている様子を見ました。まあ毎年何処かのテレビで放映されているのを見かけますが、いやスゴイですね。 「合格するぞー!」 大声と共に拳を振り上げる先生に続き、唱和する子供ら。頭には塾名の入った合格はちまき。有り得ないスケジュールで勉強し、食事時の私語もめっちゃ怒られる。 遊びたい盛りの子供らを「合格するぞ!」「第一志望行きたいんだろ!」などという言葉で軟禁状態にし、勉強させてしまうこの状況。完全に洗脳ですよね。いや、別に悪い意味ではなく。
きっと、洗脳されやすかったり自己暗示にかかりやすかったりするような素直な子は、合格目指して物凄い勢いで勉強することが出来るんでしょうね。物凄くひねくれた子供だった私は小さい頃から勉強が大嫌いで、小学生の時は宿題しか家で勉強なんてしなかったし、大学受験の前だって、テレビの子供らほど勉強してません。てゆーか朝から晩までずっと勉強なんてしたことない! 夏休みの宿題も、提出日ギリギリまで残ってるタイプ(8月30・31日は修羅場)。
・・・閑話休題。
で、思ったんですよ。 オウムの一連の事件で逮捕された人たち、一流大学出身のエリートさんが多かったですね。実際、東大とか京大みたいな「一流大学」は新興宗教系のサークルなんかもあり、新歓期にはそれなりの勧誘活動を繰り広げているようです。 宗教団体側も、優秀な人材の多い大学や人数の多い大学に信者獲得の食指を伸ばした方が、利益になるでしょう。でも、その優秀な人たちが何だってそんな宗教に引っかかるのか。
小さい頃から受験戦争を勝ち抜いてきた彼ら(勿論みんなじゃないけど)は、恐らく洗脳されやすく自己暗示にかかりやすいタイプなんじゃないでしょうか。 だから子供のうちから一日中勉強出来るし、それを何年も続けられるし、「合格するぞー!」なんて雄叫びを上げられるし、宗教も信じちゃう。
これって間違ってますかねぇ。勿論、一流大学に通う人みんなが洗脳されやすく自己暗示にかかりやすいタイプじゃないでしょうし、宗教に入っちゃうわけじゃないでしょうし、宗教に入ることが必ずしも悪い事じゃないですよ。でもこういう図式は成り立つんじゃないか、と、某国立大卒のダンナと納得したワケです。ダンナ曰く、「確かに素直なヤツは多い」と。
世の中、素直すぎるのも考え物だよ? ・・・なんて思ったひねくれ者の夏の夜。子供のうちは遊ぶでしょう、勉強嫌いでしょう、普通。
**************
・過去の「今日」。
2002年08月22日(木) 美知? <画像あり>
|
|
|
|