琴 星 商 事 日 乗
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2005年07月07日(木)
  七夕、嵐山、ホクトベガ。 <画像あり>

 義母に駅まで車で送ってもらい、今日はのんびり嵐山へ。七夕だし、交野の星田妙見・機物神社へ行っても良かったんだけど、七夕だけに祭りのメインは夜だからやめました。

 まずは阪急松尾駅へ。松尾大社を目指します。が、駅に下りてみると、意外と梅宮大社にも近いということが判明。500mか、ならば行ってみるか。松尾大社は駅の左側にデカイ鳥居が立ってるけど、ひとまず四条通を逆方向に桂川を越えて進みます。「←梅宮大社」(だったかな)という標識を左折すると、路地の向こうに標識に隠れ気味の社号標と石造鳥居、その向こうに赤い鳥居と随身門。門の二層目には酒樽が並んでいます。そう、此処は醸造祖神。今はどうやら授子安産の神としての方が有名みたいですが(酒造りの神様なんて一般には縁ないもんね)。そんな神様にも「子供が出来ませんように」と祈る女が一人( ̄m ̄*)
 社殿ではカップルが祈祷中(やっぱ授子祈願だろーか)、境内には猫がいっぱいいました。どうやら神社の飼い猫のよう。社務所の縁側でも2匹寝てました。

 それから桂川を再度渡って、やや南にある月読神社に寄り道し、当初予定の松尾大社へ。ここも実はお酒の神様。梅宮大社は醸造祖神でしたが、松尾大社は日本第一酒造神(どっちがえらいのか不明)。駅前に立つ大鳥居の横にはとっくりのオブジェ(?)がふたつ。境内には「お酒の資料館」まであります。奉納されてる酒樽の数も多い。
 そして異色なのが手水舎。ここの神使は亀。そのため水が亀の口から出ています。よく天神様には「撫で牛」がいますが、ここには「撫で亀」がいました。
 社殿前にはたくさんの笹。夕方以降、七夕祭りが行われるようです。


梅宮大社の鳥居と随身門、松尾大社の手水舎、松尾大社の酒樽。

 松尾駅から再び阪急に乗り、嵐山駅へ。渡月橋を渡り、暑さに負けてジェラードを食します。メニューに「空」というのがあったので「何ですか?」と訊いてみると、ラムネのジェラードにマシュマロが入ったものだそうで。空と柚子のジェラードをダブルで頂きました。
 店内に椅子とテーブルがあったので、そこへ行って涼みつつジェラードを食べます。折角なので、友達に絵葉書なんかも書きつつ。が、余りの暑さに体がヘロヘロで、手にうまく力が入りません。ただでさえ文字を書かなくなった故に乱れまくりの字が更に歪んでます。まあいいか、読めれば(いいのか?)。汚い字の葉書を受け取ったそこのアナタ、大変失礼致しました。

 体内から冷えたところで、バス停へ。大覚寺か化野念仏寺へ行きたいんですが、バスはまだちょっと早い。ならばと近くの野宮神社へ行きました。竹林を抜け、人は結構いるのに不思議な静けさを湛えた野宮神社。観光地然したところもあるんですが、それでも伊勢の斎宮が伊勢に行く前に潔斎したという場所だけのことはあるなぁと感じました。
 ここも社殿の前に笹。黒木鳥居のこの社は、黒木の色と丹の色と木々の緑のコントラストが印象的です。


渡月橋より桂川、野宮神社に続く竹林、野宮神社。

 野宮のバス停に行くと、すぐにやって来たのは大覚寺行きのJRバス。迷わずそれに乗って大覚寺へ。
 大覚寺には過去に2度行ったことがあります。大覚寺のすぐ横に大沢池という池があるんですが、池に向かって御堂が舞台のように張り出していて、そこから眺める景色が良いのです。
 JRバスも市バスも大覚寺が終点なので、駐車場のようなスペースがバス停です。
 辿り着いた大覚寺も御影堂が修理中でした(ホント今回多いな)。でも目指す御堂は本堂である五大堂です。
 五大堂では一般の方が写経出来ます。取り敢えず中に入って本尊・五大明王を拝み、一度外に出て池を眺めます。ちょっと怪しげな雲行き。物凄く暑いから、夕立くらい降りそうです。

 しばし眺めてから、ちょっと考えて写経の手続を。今まで散々朱印=納経印を頂いておきながら、未だきちんと写経をしたことがありません。ここ大覚寺は心経写経の根本道場。写経するならまずはここだ、と少し思っていたんです。しかも、般若心経全部写すと1,000円なんですが(相場です)、般若心経の最後の真言部分「羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 般若心経」だけの写経が300円で出来ます。これだ、これだよ。
 そこにいた若い僧侶に「300円の方の写経したいんですけど」と告げ、お金を納めて用紙などをもらいます。初めてなので説明を受け、塗香を掌に擦り込んで全身を浄め、五大堂に戻ります。空いていた最前列に正座し、いざ写経!
 しかし、しかしですよ。さっきジェラード屋で絵葉書書く時に暑さで手もヘロヘロだったんですよ。当然今だってヘロヘロですよ。まずは写経用紙の左端にあった住所氏名欄を記入したのですが、筆(ペン)だから余計に力加減が難しい!
 有り得ないくらいヘロヘロな字で住所氏名年齢を書き入れ、いよいよ写経。1画1画丁寧に書いてはいるんですが、ヘロヘロなのは如何ともし難い。少しずつ力加減を掴んで、少しずつマシにはなっていきましたが、筆で字を書くことなんて普段ないし、書道(つか習字)も小中学校でしかやってません。すらすらと筆で字が書けたらカッコイイよなぁ。そんな煩悩満載で写経を終えました(駄目じゃん)。

 拝観を終え、受付で御朱印をお願いしました。オリジナルの御朱印帳がステキだったので、それを購入。御朱印帳が1,200円、御朱印が300円×2で1,800円のハズなんですが(御朱印帳に御朱印代ひとつ分が含まれてても1,500円)、受付の女性は「1,200円でいいですよ。サービス」と言ってくれました。やったぁ、写経した甲斐あるぅ!
 大覚寺には受付を入ったところに授与所兼売店のようなスペースがあるんですが、待ってる間、そこでお茶まで頂いてしまいました。
 が、先程から怪しかった空模様。遂に雷が鳴り出し、大粒の雨が降ってきました。おおー来たよ来たよ。熱を帯びた空気が急速に冷えていきます。気持ちいい。

 雨が小降りになってからバス停へ行きました。まだ少し時間があるから、昨日タイムアウトだった仁和寺に行こう。嵐山から京福線で行けるし。そう思ってバスの時刻表を見ると、そのすぐ下の金具に見覚えのある物が引っかかっていました。
 きっと誰かが落とした物を拾った誰かが引っかけたんでしょう。キーホルダーの付いた鍵。そのキーホルダーがとても見覚えあります。馬。緑味を帯びた青色のメンコを着けた馬。手に取ってゼッケン部分を確認します。確認しなくても絶対間違いないんだけど、やっぱりホクトベガ。七夕の今日、まさかこんなところで出会うとは。
 持って帰りたいけど、流石にそれは出来ない(−−

 バスで嵐山に戻り、京福線に乗って御室まで。無事16時前に仁和寺に着くことが出来ました。
 仁和寺に来るのは多分10年ぶり2度目だと思うんですが、前回は伽藍のみ拝観して、拝観料が必要な庭園や宸殿は見なかった気がします(お金ないし)。今回は世界遺産にもなったことだし、拝観料払って中へ。ぐるっと1周しましたが、流石世界遺産。外国の方(特に白人)がとても多かったです。


大覚寺式台玄関より、バス停のホクトベガ、仁和寺二王門。

 帰り、仁和寺前のバス停でフランス語を母国語としているらしいカップルに祇園バス停までのバスを英語で訊かれました(最初「ジィオーン」て言うから何のこっちゃ判んなかった。フランス語的発音で「ギオン」なのね)。そう言われてもここから祇園に行くバスなんかないし。カップルの男の方が「プレゼント」とか言ってます。ああ、土産物買いたいのね。でも祇園は買い物するところじゃなくて食事するところじゃん。そうこうしている間に三条京阪行きのバスが来ました。買い物するなら三条と四条の間だ。あれ、あのバスに乗って四条河原町辺りまで行くんだ!
 ・・・つーかフランス人(と仮定)と私が英語でやり取りするのってすごーく不毛だと思うのよ、うん。最終的に四条河原町まで辿り着いてたから、まいっか。

 そんな七夕の京都でした。


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・過去の「今日」。

2002年07月07日(日) りにうある

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