琴 星 商 事 日 乗
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2005年07月06日(水)
  京都プチ修学旅行 <画像あり>

 昨夜から大阪の夫実家に来ております。これから日曜まで滞在です。
 さて、本日まず向かうは石清水八幡宮です。京阪の八幡市駅で下車し、ケーブルカーで男山山頂へ向かいます。ケーブルの駅は、京阪の駅を出て西へ少し行ったところ。改札を入ると、七夕の笹が飾られてました。

七夕Station 2005
只今、京阪全線でお客様の願いのこもった「短冊」を募集しています。
?短冊は?
枚方の機物(はたもの)神社へ奉納します。

 そう色とりどりのチョークで書かれた小型の黒板の脇に、たくさんの短冊が結ばれた笹と、事務用長机。机の上には短冊とマジックが置かれています。
 機物神社。祭神は天棚機比売大神、即ち織姫。短冊にも神名が入っています。織姫と言えばベガですよ。書くでしょう、そりゃあ短冊書くでしょう。
 と言う訳で短冊を書いてからケーブルカーに乗りました。尚、「枚方の機物神社」って書いてありましたが、機物神社は枚方ではなく交野にあります。

 ケーブルを下りたらすぐに石清水八幡宮があるのかと思ったんですが、結構歩きます。特に標識もなく、ホントにこの道で合ってるのか若干不安もある中(だって誰もいないし)、5分ほど歩くと神社に着きました。良かった。
 残念ながら昨年秋より本殿修復工事中で、本殿はシートに覆われてしまっています。嗚呼、去年来ておけば良かった。更に昨年11月20日に神馬・彌櫻号が25歳の天寿を全うし、永眠したとのこと。うわーホントに去年来ておけば良かった。後悔することしきりで山を下りました。
 さて続いて京阪に乗って京都へ♪ ・・・ではありません。まだ行くとこありますよ。
 兼好法師の「徒然草」に「仁和寺にある法師」という話があります(第五十二段)。その法師が、石清水八幡と思い込んで参拝してきた高良社にも行って見なきゃ。
 放生池には蓮が綺麗に咲いていました。

 高良社を拝んでから、京阪で四条へ。八坂神社で夏季限定の御霊会(祇園祭ね)の御朱印を頂き、知恩院を拝観。そうこうしているうちに、朝は曇っていたのに晴れてきました。お昼も近かったので休憩所で聖護院饅頭を食し、平安神宮へ向かいます。
 平安神宮の真っ赤な大鳥居が見える頃には、頭上には青空が広がっていました。

 平安神宮の境内は、白い玉砂利が敷かれています。拝殿目指して境内に入ると、暑い! 折りたたみの雨傘を日傘代わりに差していたんですが、下からの照り返しで半分無意味。うぎゃー、ここは夏に来る所じゃない!


石清水八幡宮への参道、放生池の蓮、平安神宮の大鳥居。

 平安神宮を出てそこから北に。去年も参拝した聖護院で神変大菩薩(役行者)の御朱印を受け、去年は暑さの余り断念した金戒光明寺へ。
 聖護院の辺りは普通に平地なんですが、金戒光明寺って高台になるんですね。入口の門を入って階段を登った上に三門があります。地名は「黒谷」なのに丘の上って・・・orz
 大きな御影堂に入ると、見晴らしもいいし風通しもいいし気持ちいい♪ 御堂の右端に授与所があり、そこにいた若い僧侶に3種あるという御朱印をお願いしました。
「今週末、会津藩士の方々の法要があるんですよ。今その準備中なんで、晴れて良かったです」
 そう言ったお坊さんに「私、晴れ女なんですよ」と告げると、
「そうなんですか! それはありがとうございます」
 と感謝されました(笑)。「またいらして下さいね」と笑顔で告げてくれたお坊さん。御堂内で法要の準備をしているお坊さん達も「こんにちは」と挨拶してくれます。いいお寺だなあ。

 さて、ここからが(気分的に)長いです。コンセプトは「一人で修学旅行」。何だかしょっちゅう関西に来ているようなイメージがあるかもしれない私ですが、実は初関西は18歳、大学1年の夏休みです。修学旅行が中学は東北、高校は沖縄だったので、金閣とか銀閣とか行ってないんですよ。
 つーことで銀閣まで歩きます。ちょっと距離があるけど歩きます。真如堂の前を通り、住宅地を適当に歩いて、白川通に出て銀閣寺へ。
 拝観料を支払って例の入場券ならぬ入場札を受け取って中へ。やっぱり修学旅行生がいっぱいいます。ここも国宝・東求堂が工事中だったのですが(今日は多いなぁ)、まあぶっちゃけそんなのはどうでもいいでしょう。問題は銀閣こと観音殿です。
 でも、でもですね。私、書院造りには余り興味がありません。庭園にも余り興味がありません。正直に言っていいですか?
 (裏、それも近くから見たら特に)ただのボロ家にしか見えねー。
 一番良かったのは向月台。

 白川通に戻り、よくガイドブックなんかに出ている銀閣寺キャンディー店でアイスキャンディー(ミルク)を食べました。修学旅行の中学生が1グループいましたが、男子は(私が見ていた範囲内で)3本食べてました。若いって凄い。
 銀閣寺道からバスに乗り、金閣へ。北大路通を端から端まで行く感じだから、結構距離ありますよね。

 金閣も修学旅行生がいっぱいだろうな、と思ってたんですが、時間の所為なのか銀閣ほどじゃありませんでした。寧ろ多かったのは外国人観光客。日本人ぽく見えても喋っているのは(多分)中国語だったり、あの場にいたのは日本人の方が少なそうです。
 ひょっとしたら夕焼けの金閣が見れるかなー、なんて思ってたんですが、この時期は拝観時間中には夕焼けは望めませんね。フツーに青空です。金ピカでやっぱセンス悪ぅ〜とは思いましたが、銀閣よりは拝観料払う価値あるかな、と感じました。
 金閣、銀閣。どっちも黙っていても拝観料が高額でも参拝客がやってくる観光地でしょうが、金閣の方が人は良かったように思います。授与所で御朱印書いてくれたおじさんも、関西の気さくなおじさんでした。銀閣はちょっと高飛車な感じ(あくまでも感じですが)。


金戒光明寺、向月台越しの銀閣(何か合成っぽい?)、裏側から金閣。

 さあて、ここで時間は16時15分。ダッシュで行ったら仁和寺の拝観時間に間に合うかしら? うまい具合に山越中町(仁和寺の先)まで行くバスが来たので、取り敢えず乗ってみます。銀閣から金閣まで乗ったバスで市バス1日乗車券を買ったので、均一区間ならいくら乗っても同じだし。  でも仁和寺は拝観時間は16時半までなんですが、受付は16時10分までで敢え無くタイムアウトorz
 仕方がないので今日は帰りましょう。京都駅に出たかったんですが、京都駅まで行くバスは当分来ないので、取り敢えず四条か三条に出てバス乗り換えて京都駅に戻ろう。

バスから撮った写真 ひとつ手前のバス停を過ぎ、次が四条河原町・・・というところで、窓の外、河原町通を警棒を持ったお巡りさんやサイレン鳴らしたパトカーが走っていきます。何だ何だ?
 前方(丸善とスーツカンパニーの交差点)には凄い数のパトカーや覆面、そしてお巡りさん(刺股持ってる人も)が。お巡りさん達は左の蛸薬師通へ走っていきます。通りをパトカーが封鎖してしまい、バスは止まってしまいました。斜め前にいるタクシーは野次馬に囲まれちゃってます。
 しばらく見ていると、蛸薬師通からお巡りさんに身柄を確保されたおじさんが出て来ました。ちょっと暴れ気味です。野次馬に携帯のカメラを向けられつつ、おじさんは抵抗虚しくパトカーに押し込められ、パトカーはあっという間にサイレン鳴らして走っていきました。
 ・・・結局、あれは一体何だったんだろう? 誰か7月6日17時過ぎ頃、この辺で何があったか知ってる人教えて下さい。

 四条のよーじ屋で美緒菊さん(昨日の日記参照)にお祝い兼お礼兼お土産を買い求め、バスで京都駅に着き、駅舎の2階へ上がると、何やら折り鶴を折る集団が。広島・長崎に持っていく折り鶴らしいです。誰でも折って良いようだったので、久々に折ってみたくなり、好きな色の折り紙1枚を取って、折ってしまいました。
 何故広島県在住の私が、わざわざ京都駅で広島・長崎に持っていくという折り鶴を折っているんだろう。謎だ。
 更にJR京都伊勢丹の化粧品売り場で試供品をゲットし、やっと電車に乗りました。京都駅に着いてから妙に長かったのは何でだ?


**************
・過去の「今日」。

2004年07月06日(火) FOMAの使い道

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