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■ 2004年05月24日(月) 赤瓦の街 <画像あり>
山陽自動車道の西条ICを下りると、或いは山陽新幹線で東広島駅付近にさしかかると、車窓に広がる景色に違和感を覚える人が多いと思う。 普通、家々の屋根というのは黒っぽかったり青かったり、グレーだったり若草色だったり、文字通り色とりどりなものだけれど、東広島の辺りの屋根は、一様に赤い。よく見ると、民家だけでなく神社も寺もみんな赤瓦で葺かれている。そしてしゃちほことか鬼瓦とかの装飾付き。茅葺きをトタンで覆った様な屋根もあるけれど、瓦で葺いた屋根はその殆どが赤瓦だ。白塗りの壁に赤瓦。母屋と蔵を繋げた建築。これが「居蔵造り」というこの地方独特の建築らしい。
西条から呉方面へ車を走らせると、黒瀬町の辺りまで赤瓦が見られるけれど、呉市に入るととたんに見かけなくなる。文化圏が違うんだ、と強く認識する瞬間。黒瀬町は東広島市と合併するんだそうで、何故呉ではなく東広島なのか、理由が判った気がした。
ずっとこんな家並み
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・過去の「今日」。
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