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■ 2004年05月13日(木) 本棚 <画像あり>
今日の広島は昼過ぎまで大雨洪水警報が出ていました。 そんな日は家で本でも読むのが一番ですネ・・・なんて話だと思ったら大間違いですよ其処の人。
本棚は非常に個人的なものだ、と私は思っています。 本棚はそれを所有する人の嗜好や思想、或いは所属なんかを如実に示すものです。それを他者に見られるのは、私は余り好まないのです。人に触れられるのは、かなり好みません。それが「人に見られること・触れられること」を意図して本を配置した本棚ならいざ知らず、自分のためにのみ本を配置した棚に人の手が入るのは嫌なのです。自分のみが理解出来る法則に基づいた配置を、他人の手によって崩されるのは我慢なりません。
私はさほど本を読みません。というか、読まなくなりました。 小学校高学年の頃(それ以前は余り覚えてない)は、学校の図書室にあった国内外の推理小説なんかを片っ端から読んでました。中学に入ってからは、コバルトやティーンズハートと云った少女小説。高校以降は、小説より学術書。研究から離れた今は、学術書も昔ほど読まなくなりました。
そんな私ですが、所有する本の冊数は、一般の方にすれば尋常ならざる数のようです。 実家にも相当数の本を置いてきたので、現在私の手元にある本は、本棚ひとつにはちょっと収まりきらない程度で済んでいます。でも、その中に小説は殆どありません。多くは漫画と学術書です。 学術書を畑違いの夫が手に取ることはありませんが、漫画は格好の暇潰しです。別に、私の持ってきた漫画を夫に読まれることくらい構わないのですが。 うちの夫は本の扱いが雑です。 ページの間に栞代わりに厚みのある物を挟んでそのまま放っておくなんて朝飯前。灰皿のすぐ横に本を積んで煙草を吸うし、枕元に本を置いては寝てる間に折っちゃったりする。そういうのは許せません。
本という物に対するスタンスとか「思い」とかは、人により全く違うし、所有者と他者で同じワケがないと思っています。そういう点で、他人の本というのは、とても扱いにくいものであり、他人の本棚というのは、とても興味深いものなのです。
新居の本棚。 まだ整理し終わってないのですが、 ちょこっとだけ、ね。
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・過去の「今日」。
2002年05月13日(月) 家族の肖像〜うちのじいちゃん(母方)編〜
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