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2004年04月10日(土)
  終わりを継ぐもの <画像あり>

 感動を覚えたり興奮した時などに「鳥肌が立つ」という表現を用いるのには賛否両論があるようだけれど、鳥肌が立ったのだから仕方ない。何にって、競馬にである。

 今日の中山11R。ニュージーランドトロフィー。大好きだったシーキングザパールの長男・シーキングザダイヤ(ココ参照)が一番人気で出走した。中山に行くことは出来ないけれど、PATで馬券を買い、グリーンチャンネルで観戦した。

 シーキングザダイヤは道中中団内側での競馬。最終コーナーを回り、直線、外に出してから。
「矢のように飛んできた」
 実況のアナウンサーはそう表現した。そう、矢のように。前を走る馬たちの脚色が、特に悪かった訳ではない。でもダイヤは、1完歩、2完歩、あっという間にその差を縮め、あっという間に先頭に立った。強い。そしてゴール。

 鳥肌が、立った。そして、涙が出た。

 母が勝ったこのレース。G1NHKマイルCのトライアルレース。3着までに入れば出走出来るけれど、ダイヤにとっては勝たなければ意味がない。ここを勝ち、マイルCを勝ち、いずれは母と同じ海外へ。単勝1.4倍という重荷を背負って走った筈なのに、こんなレースは本当にトライアルでしかなかったんだね。絶対勝つ。絶対負けない。そう信じていたけれど、握りしめた拳に覗いた不安は、本当に杞憂でしかなかった。4連勝。重賞2連覇。次はいよいよG1へ。

 納得出来ない終わり方をした母の競走生活を、君が引き継いでくれるよね・・・?

 惚れ直しました(^^)




これは131日のゴール直後の写真。
この日は逃げ切り勝ちでした。
頑張れダイヤ!


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・過去の「今日」。


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