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■ 2004年02月01日(日) 母の面影 <画像あり>
昨日から始まった競馬の東京開催。急遽行くことにしたのは、ある馬を見るためだった。 その馬の名は「シーキングザダイヤ」。アメリカ生まれの牡馬である。この子の母馬の名は「シーキングザパール」。かつて日本で走り、日本調教馬として初めて海外G1を制した名牝。 パールは、私がホクトベガの次に大好きだった馬。この子がフランスでG1を勝った時は、本当に鳥肌が立った。でもパールは、ファンに何の挨拶もないまま生まれ故郷のアメリカへ転厩し、そして向こうで繁殖牝馬となった。せめて子供が日本で走ってくれないだろうか。彼女のファンなら誰でもそう思ったと思う。 その願いが叶ったのは昨年暮れ。母と同じ栗東・森厩舎に所属したダイヤは、母と同じ武豊騎手を鞍上に、阪神競馬場でデビューした。そのダイヤが、遂に東京競馬場で走る。どうしても見たくて、当日の夜中に府中行きを決めた。
東京9R・クロッカスステークス。僅か9頭立のレースで、ダイヤは2番人気。そして、パドックに出てきたのは・・・母に良く似た男の子だった。 母には無かった額の小さな流星が、母とは違う馬だと云うことを示す。でも、顔つき、体つき(そしてオマケに馬装)、どれを取っても母に良く似ていて・・・。あまりの美少年(?)ぶりにフィルム1本以上使いました(馬鹿)。 レースは、シーキングザダイヤの逃げ切り勝ち。母と同じ短距離路線を歩むのか、そのへんはまだ判りませんが、出来れば、母が辛酸を嘗めたレースを勝ってくれたらな、と思います。 好きだった馬の子供を応援する。これは、競馬ファンにとってはとても楽しいこと。ホクトベガでは決して叶えることの出来ない「夢」だけに、この「パールの仔」は応援していきたいです。
こうして母仔の写真を並べられる日が来るとは。 嬉しい限りです。どう? 良く似てるでしょ。
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・過去の「今日」。
2003年02月01日(土) 進化する。 <琴星商事資財帳7>
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