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■ 2003年11月09日(日) 狂気の唄
例の大阪の一家殺傷事件?で逮捕された女子高生のサイトを覗いてみました。興味本位と言われればそれまでですが、まあ事実興味があったので。
感想としては、ゴスロリでもリストカット症候群でも、そのへんに普通にいる子なんだろうな、という感じ。奇異を飾っているだけで、奇異な自分に酔っているような。でも自分に酔ってみたり自意識過剰になってみたりするのは、この年頃なら(多分)フツーにあることで。
この子は多分、「普通の人」になれたんじゃないかな。それが良いことかどうか判んないし、普通って何なのかも問われれば判らないけれど。「学校に戻りたい」という彼女。学校に戻れるかは判らないけれど、普通の人には戻れる筈。 普通の子が不意に狂気に走る。その事実の方が、よっぽど狂気。
リストカット症候群は、多くの場合、「死にたい」から切るのではなく、「自分を傷つけたい」「自分を痛めつけたい」「自分に血が通っていることを確認したい」などの理由で行われると(私は)思っています。本当に死にたいなら、そんな手段は選ばないから。 そういう心の闇に対する優しさや理解が、この国の人にはまだまだ足りないんでしょうね。「狂気」って誰の中にも存在するんですよ。
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・過去の「今日」。
2002年11月09日(土) 見るからに・・・
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