無責任賛歌
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2003年03月18日(火) |
第三セクター救済企画(^o^)/『ルパン三世 ある雨の日の午後(前編)』(大塚康生) |
某所よりハウステンボスの割引チケットを入手。 1割2割どころではなくほぼ半額。これは結構な大盤振る舞いだとは思うが、無料招待券もやたら出回っている今、これで普通なのかも。どっちにしろ、正規の値段は泊まりがお一人様24000円(税別)である。 大富豪じゃあるまいし、そんなカネ出せるか。んな暴利を貪ることやってるから潰れるのだ(って、アチラはこれでもカネ取ってないから潰れたんだって言いたいだろうが)。 まあ、半額と言っても二人で行けばやっぱりそれだけのカネが吹っ飛ぶのである。交通費、食費を考えれば、やっぱり五、六万の出費は覚悟せねばなるまい。東京行きも近い今、これだけの出費は正直イタイのだが、でもこの半額チケットがこれまた四月末までの限定チケットと来ている。 今しかないんだよなあ。 しげはやっぱり行きたがるんだろうなあ、と不安に思いながら、仕事帰りに車の中で相談してみると、「父ちゃん誘って行かん?」。 ああ、なるほど、それなら旅費くらいはオヤジにタカれる……って、そうじゃないっつーの(~_~;)。 どうもしげが前々からハウステンボスに行きたい行きたいって言ってたのは、親父と一緒に家族で行きたいってことだったらしい。考えてみたら、ここ数年、オヤジと一緒にどこかに泊まるってこと、なかったからなあ。休みが一緒にならないから仕方ないんだけれど。
せっかくだから、父の店に寄って、半額チケットを見せて誘ってみる。 父、ハウステンボス自体には行きたがってたようだが、やはり休みの日を合わせられない。行くとしたら別々になるだろう、ということで断念。 この日記をお読みになってる方には、私より糖尿病のヒドイ父を私がほったらかしてることに「なんて親不孝なヤツなんだ」と憤ってらっしゃる方もおられるかもしれないが、生活時間が父と私では全く違っちゃってるので、一緒に住むことはおろか、たまに合うことだってそう簡単にできることではないのである。 その分、父の世話は全部姉に押し付けた形になっちゃってるんで、ますます私はヒドいヤツなんであるが、お詫びってわけでもないけれど、父の財産(そんなモノは多分ないが)、全部姉に譲っていいと思ってる。姉とは血が繋がってないんで、その辺りは法的には難しいのかもしれないけれど、何とかならんものかなあ。やっぱ人間ってさ、血よりも縁だと思うんだがなあ。
夜、珍しくしげが早めに帰ってくる。 12時過ぎで早上がりってのも生活逆転なんだけれど。滅多にない機会はできるだけ利用しないと損なので、諸岡まで夜のドライブ。と言っても寄るとこって深夜営業の本屋とロイヤルホストなんだけど。 夜も遅いんだからカロリーは控え目にした方がいいんだが、ハンバーグとロースカツ定食なんて濃いものを頼む。だって新製品だったし(なんでこういう「お試し企画」に弱いかなあ)。
モンキー・パンチ原作監修・山上正月作画『モンキー・パンチ責任編集 ルパン三世公式OFFICIAL magazine WEEKLY漫画アクション4月14日増刊号』(双葉社・500円)。 今号の目玉は、大塚康生描く『ある雨の日の午後(前編)』。 過剰な期待はしなかったけれど、まあ、コマワリがヘタなのはマンガはシロウトだってことで仕方ないかなとは思う。でも、絵自体はねえ、かつての大塚さんの流麗な線を知る者としては、こういう線を見せられるのはチトサビシイ。 銭形、あれじゃ『侍ジャイアンツ』の長嶋だよ。でも「WEB峠の茶屋」の掲示板の大塚さんの書きこみなんかを見ると、試行錯誤しながらの作画の模様である。もうアニメーターを辞められて何年も経つのだから、温かく見守ってった方がいいのかなあ。 あと、おおすみ正秋の『パール・ハーバー』評は映画ファンなら必読。ただ「アメリカ人はバカ」って言い放つだけじゃなくて、「どうバカか」「なんでバカになったか」って、ちゃんと「映画のカット割り」から例証してるんだものなあ。当たり前だが、映像作家としての視点がなきゃ、どんな批評も個人的な感想に過ぎないんである。「ああ、そういう意見もあるね」で終わっちゃうし、説得力ってものはない。「ダン・エイクロイドが出てるから傑作」なんて感想をまかり通らせちゃイカンのである(^o^)。 もうそろそろ『パール・ハーバー』、ちゃんと見るかなあ。
2001年03月18日(日) めおと変態/『セクサドール』(石ノ森章太郎)ほか
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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