無責任賛歌
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藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2003年03月08日(土) 急ぐぞ急ぐぞ/舞台『黄金の壷』/『ドラえもん のび太とふしぎ風使い』(藤子・F・不二雄・岸間信明・岡田康則)

 いい加減、ひと月遅れ日記に憤慨されてる方もいらっしゃるでしようから、本気で爆走します。物足りない人はそう言って下さい。日によっては加筆するかも(^_^;)。

 下村美里嬢(塩浦美鳩から改名)の所属する「うずめ劇場」の公演を見に、しげと連れ立って北九州まで。
 ホントは昼に行く予定だったのだが、しげが寝こいていたので夜の部になったのである。
 でも、方向オンチのしげのこと、道に迷っちゃマズいと明るいうちから出発した。したらばやっぱりしげ、道に迷うし(ーー;)。地図見てたじゃん。真っ直ぐ行く道でどうして脇道に入るかね。こうも期待通りのドジをやらかしてくれると、そのうち本気でマンガの主人公にしてやるぞ。
 雨も降りだして、ちょっと気分は憂鬱。

 舞台『黄金の壷』。
 会場は廃校になった旧陣山中学校の体育館。
 のわりには美術がなかなか凝っている。舞台転換を、上に張り巡らしたシーツの上げ下げで表現するアイデアは秀逸で、地方劇団のレベルを越えている。でも、下村さんには悪いけど、役者がみんなシロウトでもうどうにもねえ。
 演出兼出演者のペーター・ゲスナー氏、芝居自体は悪くないんだが、やはり日本語がカタコトなので、「地面に」が「人面に」に聞こえるあたりがネック。デビルマンか。
 原作はE・T・A・ホフマンの同名小説。岩波文庫で読めるが、ストーリーは驚くほど原作に忠実。だから面白いことは面白いんだけれど、舞台をドレスデンから北九州に変更したのはちょっとねえ。いや、向こうの衣装を用意できるほどの予算がないってのは分る。けど日本ものに翻案すればなんとかなるものでもないのだ。祇園祭の夜をきっかけに、主人公がアトランティスと混交するって、そういう祭りじゃないだろう、あれは(^_^;)。
 人物の名も日本風に改変。
 主人公アンゼルムスが安西さんで、謎の男リントホルストが竜胆さん。語路合せだな。
 アトランティス自体も、今は随分手垢のついた存在になっちゃったけど、ホフマンの時代にはまだまだ神秘性が備わっていたのだろうなあ。
 あと、「黒猫」と言ってどう見ても「熊」のぬいぐるみを出すのはやめよう(^_^;)。

 芝居がハネて、下村嬢と少し話す。
 下村嬢、私のかぶっている帽子を見て、「ノッポさんだ」と笑う。浅見光彦にはやっぱり見えんかな(ホントは親父の真似である)。また福岡においでよ、と会話して辞去。


 マンガ、藤子・F・不二雄原作・岸間信明シナリオ・岡田康則まんが『映画ドラえもん第24作 完全コミック化総集編 ドラえもん のび太とふしぎ風使い』(小学館・500円)。
 映画を見る前に、とりあえず筋を抑えとくために購入。予告編を見て、作画が異常によかったんで、数年ぶりに劇場版を見に行く気になったんだけれど、期待外れに終わらないよう、筋のダメダメな部分は予め知っておこうということね。
 ……まあ、予想通りでした(^_^;)。つまんないとまでは言わないけど、さすがに24作も続くと、過去の作品の焼き直しになっちゃうのは仕方ないのかなあ。

2002年03月08日(金) ○○○○が長いのね♪/『笑うクスリ指』(唐沢俊一)/『ぶたぶたの休日』(矢崎在美)ほか …“NEW”!
2001年03月08日(木) ゴジラ対バラゴン。……地味だ(-_-;)/『Heaven』2巻(佐々木倫子)ほか



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