無責任賛歌
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2002年01月04日(金) |
消えた眼鏡と毒ガスと入浴シーンと/『テレビ「水戸黄門」のすべて』(齋藤憲彦・井筒清次) |
昨日からの鬱、続く。 本当は今日も仕事は休みなんだが、諸事情で出勤。 と思ったら、朝方、メガネをなくして職場に遅刻。 「め、メガネはどこ?」なんて探してアチラにぶつかりこちらにぶつかり。 なんかギャグマンガみたいだが(『丸出だめ夫』でもやってたよな)、私の視力は本気で失明してもおかしくないくらい悪くなってるので、マジでこんなことがあるのだ。 結局、メガネはあったのだが、ちょっと公開日誌では書けないようなところにあったので、そこはまあ、あまり突っ込まないで下さい(^_^;)。 しげに車で送ってもらいながら、夕べ、しげにとんでもないことをしてしまったことを思い出した。 運転中のしげに向かって、おもむろに口を開く。 「……ああ、オレ、お前に謝まんなきゃなんないことがあったよ」 「何!」 しげの目が釣り上がる。 「悪気はなかったんだよ。偶然だし、ちょっとした過ちだし……」 「だから、何!」 「夜、トイレに行こうとしてね……ちょうどお前の顔面の前で屁ぇこいちゃった」 「……ひ、ひどい!」 「もろに、しかも特大にデカイの。覚えてる?」 「覚えてね〜よ! でもひどい!」 「むせてたねー、げほがほ咳込んでたし。でも目覚めないんだよな。……気がつかなかったんだったらまあ、いいか」 「……アンタが寝てる時にもしちゃるけんね」 「だめだよ、それは!」 「なんで! お返しやん!」 「ワザとじゃないのにお返ししたらいかんよ!」 「……オレが失敗したらワザとじゃなくても許さないクセに、自分だけはワザとじゃないから許せって、ズルイやん!」 「いつ、お前を許さなかったよ」 「都合のワルいことは忘れるんやね」 「忘れてね〜よ、お前が勝手に捏造してるんだろ〜が!」 「してない!」 ……おかしいなあ、しげに謝るはずだったのに、いつの間にケンカになってるのだ。
仕事から帰ってきて、速攻で寝る。 昨日も寝て寝て寝て寝て寝続けたんだが、全然ココロもカラダも回復した気にならないからだ。 しげも夜は仕事なのでさっさと寝る。 お互い、寝たのは3時前だが、私は2時間ほどでやはり目が覚める。しげはイビキがひどい。 で、その間、頑張って、パコパコと去年の日記の更新。 普通、十日も更新が遅れりゃ、やる気をなくして中断ってことにもなってもおかしくはなかろうが、それを再開させてしまうのが、私の鉄面皮なところである。 つーか、これも一種のビョーキかね。 なにしろ、これでも自分としては随分ハショって短く書いてるつもりなんだから。
『テレビ「水戸黄門」のすべて』(講談社・1575円)。 著者名が「テレビ「水戸黄門」研究会」となってるけれど、実際は齋藤憲彦・井筒清次、二人のライターによる共著。 かつての「謎本」もたいていは「なんとか研究会」という体裁を取ってるのが多かったが、どうして名前を出さないのかな。個人で責任は取りたくないってか。 前に本屋で見かけてはいたけれど、立ち読みしただけでわかる中身の無さ、資料としてはスカスカだし、著者の勝手な思い入ればかりがダラダラ綴られてる三流の本。こんなんならネットでデータを検索した方がはやいと、買わずにいたのに、しげがうっかり買っちゃってたのだ。 何がつまんないって、著者たちは、各俳優の生年月日や経歴すら把握してないのだ。東野英治郎について、「(黄門を演じるまでは)冴えない平凡な男と言った役どころが多かった」なんて言い切ってるが、俳優座の重鎮で、豪胆な男から小市民まで様々な役を演じ分ける実力の持ち主をよくもまあ、単純に言いきったもんだ。……少しは調べろよ。 しげも読んで「つまんなかった」と言ってたが、やっぱりある程度立ち読みしないと本は買えないんだよなあ。 しかし何が一番腹が立つって、由美かおるの入浴写真が一葉も載ってないことであろう。……売りどころ間違ってるよな。
2001年01月04日(木) ああ、つい映画見てると作業が進まん/『快傑ライオン丸』1巻(一峰大二)ほか
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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