無責任賛歌
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2001年01月04日(木) |
ああ、つい映画見てると作業が進まん/『快傑ライオン丸』1巻(一峰大二)ほか |
ようやく年賀状を書き終わる。と言ってもメンバーの諸君のとこには出してない。女房と連名で送るつもりだったのに、さっさと先に出されてしまったのだ。二通別々の名前で送るのも仲が悪いみたいなので、メンバーのみなさん、家内のハガキの名前のとこに、私の名前も書き足しとってください。 パンクした自転車を自転車屋まで持って行くが、まだどの店も開いていない。予め電話すればよかったのだろうが面倒臭かったのだ。仕方なく手近な自転車置場に置いて帰る。
マンガ、一峰大二『快傑ライオン丸』1巻、往年の特撮番組のマンガ版だが、岡田斗司夫さんが女性ファンとの間でやり取りしていたように、今やその設定を話すだけでみんなに笑われてしまう。確かに、時代劇で主人公が忍者で、クライマックスにライオンの顔に変身してジャンプして敵を胴切りにする、なんてお笑いかもな。でもそれはドラマのケレン味というものなのだが。ボーナストラックとして、『スペクトルマン』の未収録短編が掲載されているのも見所。 長谷川裕一『クロノアイズ』2、3巻、昭和40年代のヒーローSFテイストを味わいたい人にはオススメのマンガ。今時タイムパトロールものかよ、という御仁もおろうが、基本的にヒーローの条件は「困っている人がいたら助けずにはいられない」それだけである。たとえ悪の帝国が「正義などなんになる?」と嘯こうが「じゃかましー!」と鉄拳制裁してくれてこそ、読者はカタルシスを覚えるのだ。進化した知能を持った恐竜や、オーパーツの解明、織田信長対宮本武蔵の対決など、タイムスリップもののツボを押さえた設定も惜しみなく繰り出しているのがスバラシイ。
DVD『メイキング・オブ・ゴジラ2000』、スタッフがいろいろ言うとるが、オルガのタコデザインについては誰も何も言わない。あれがどれだけゴジラファンに愛想をつかせる原因となったか、スタッフもわかってるんじゃないか。……なぜ誰も止めなかった(-_-;)。 DVD『ジュブナイル』、本編を山崎貴監督、鈴木杏ちゃん、林原めぐみ嬢の三人で解説してくれるのも嬉しいが、擬音字幕が付くのも傑作。「グオオオオ」とか「ズダーン」とか画面に書き文字が出るんだもんなあ。しかし再度見返してもこれは少年ドラマのツボを抑えた傑作だ。何より「タイムパラドックスは有り得ない」と開き直ってドラマを作っている監督の度胸が立派なのだ。
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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