無責任賛歌
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藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2001年07月02日(月) ばとんたっちorあとはどうなと/『赤い雲』(西岸良平)ほか

 ちょっと体重を量るのを怠っていたら、82.4キロ。
 うおお、微増だが増えている!
 確かにしげにつきあってばくばく食っちまったし、宴会にも出たしで仕方ないと言えば仕方ないのだが、このままではいけない(c.早見優)。
 また明日から食餌療法(要するに減食)を続けねば。


 原稿シメキリを一つ一つ片付けていかねばということで、リレー小説をまずは上げる。後はこうたろうくんとよしひと嬢で完結だ。
 ある程度着地しやすいようにネタ振っといたから「これからどうすりゃいいんだー!」てことにはなるまい。
 

 ポストにDVD『六番目の小夜子』の全巻購入特典として応募しておいた「西浜中学校2000分化祭」のCDが入っていた。
 こういう特典ものってつい送るの忘れちゃうのだが(切手同封って場合も多いんで面倒臭いし)、せっかく応募して、送られてきてもフタを開けてみるとたいしたことないって場合も多い。
 このCDもまあレアといえばレアだけど、劇中劇の完全収録版って言ってるわりによく聞いてみると、明らかにスタジオ収録で、同じ声の人が何度も出てきている。
 CD製作のスタッフ・キャスト名が一切書かれていないというのもよくないよ。鈴木杏がいることは間違いないんだけどなあ。最後の「来た!」は間違いなくそうだけど、後がどこに出てるかが判別出来ない。「特典」って銘打つならシナリオつけるくらいのことはしておいてほしいものだ。
 それにドラマの中で使用されるからこそ盛りあがるんであって、単体で聞いても青臭い青春ドラマの域を一歩も出てないのよ、これ。
 

 マンガ、西岸良平『赤い雲』、『ポーラーレディ』読む。
 こういう短めのシリーズを描かせると西岸氏、なかなかウマイ。
 ウマイと言っても設定とかストーリーがと言うことであって、語り口はどうも説明口調が多くて興醒めしちゃうことも多いんだけどね。
 それをカバーしてるのがあの独特の絵柄。今更突っ込むのもなんなんだけど、西岸良平の世界の人間は縦長顔と横長顔の二種類しかおらんのかって。ああいう浮世離れした絵だと、キャラクターがやたら一人ごと喋ってても不思議と気にならないんだよねえ。
 設定だけ取り出すと『赤い雲』なんか「血がつながっていない兄に恋する妹が、数百年生きている猫に守られて数々の危難から助かる話」と結構ドロドロになりかねない展開なんだけどね。



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