無責任賛歌
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2001年06月19日(火) |
孤独な自転車乗り/『となりのののちゃん』(いしいひさいち) |
昨日は昼間土砂降りになったものの、朝と夕方は晴れていたので、今日もタカを括って自転車で通勤。 行きは濡れずにすんだのだが、帰りはしっかりやられた。 霧雨ほどにも降っていなかったのに、あと100メートルで家、というところでドザザッと来た。 下着までぐしょ濡れである。 ここまでの豪雨だと傘どころか合羽も役に立たないからなあ。かと言ってそうそうタクシーにばかり乗って行くわけにもいかんし。
タクシーと言えば、福岡ではここしばらく、同一犯と思われるタクシー強盗が続発している。 手口はほぼ同じで、深夜、刃物で運転手を脅して金を奪ったあと車から降ろし、犯人はそのまま逃走、車を乗り捨てる、と言ったやり方。 タクシー会社によっては、アメリカのような客席との間のシキリを導入することも考えていると言う。 ひと月ほど前、タクシーに乗った時に、運転手さんに「強盗なんか怖くありませんか?」と聞いたら、「タクシー強盗するやつなんていませんよ。たかだか1万か2万しかないんですから」と笑って答えていたんだが。 逆に言えばその「たかだか1万か2万」のために犯罪を起こす程度のバカがその辺をウロチョロしているわけだ。 冗談じゃなく、職場の近所で事件は起こっているのだ。 あまり残業しないでさっさとウチに帰るようにしよう。 って、いつもそうしてるけどね。 しかし明日も大雨だと? 給料日直前で金もないってのに、どうやって職場に通えってんだよう。
CSチャンネルNECOで鈴木清順監督『すべてが狂ってる』を見る。 鬼才、鈴木監督の旧作だけれど、今の眼で見ると、メカケの子だからとか親が不倫してるからとか、その程度でグレてる若者ってのも純情に見えてしまうのだから、今の時代は昔に比べてやっぱり殺伐としちゃったのだろうか。
マンガ、いしいひさいち・おがわひろし『となりのののちゃん』読む。 『ホーホケキョ となりの山田君』アニメ化の騒動をフィクションを交えて書いた一連のマンガを、7月から新しく始まるテレビシリーズ『ののちゃん』のアニメ化に際しての出来事であるかのようにスライドさせて収録しているが、これはちょっと事実の捏造に近いやり方だ。 まるでジブリの鈴木プロデューサーが今度の『ののちゃん』を企画製作しているように仕立てているのはジブリから訴えられても仕方がないように思うが、この程度のことはディズニーのパクリに比べりゃ微々たるもんで見逃されちゃうものなのだろう。
今日の体重83.2キロ、昨日と変わりなし。 結構汗かいてるのに一進一退って感じだなあ。
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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