無責任賛歌
日記の表紙へ昨日の日記明日の日記




ホームページプロフィール掲示板「トーキング・ヘッド」メール
藤原敬之(ふじわら・けいし)

↑エンピツ投票ボタン(押すとコメントが変わります)
My追加


2001年03月12日(月) 伏字な話/ドラマ『D』episode1 ほか

 仕事のことは××の×××××のせいで書かなくなっちゃったが、今日は職場の女の子にお芝居に誘われちゃったので、これはまあプライベートであるし、まあよかろうと言うことで書く。
 なんでもその子の知り合いが出演しとる劇団なのだそうな。
 とは言え、やはり具体的なことは書けないのだな。それは私の正体が××だからで、××に××だと言われる以前からやっちゃいないんだが、それをあの××が×××××などとは×××××め。××、××××××××××から、××××××、×××××××のだ。××、××××××××、××××! ××××××××、×××××××××、××××××××!(c.諸星大二郎)
 ……いかん。つい興奮してしまった。伏字の中身が知りたい人は、私が忘れんうちにメールで問い合わせてくださいませ(^^)。こちらが教える前にすべて当てた方には(同趣解でも可)なんかしょーもないプレゼントを上げましょう。
 女の子に誘われたからと言って、決して私がもてもてさん(c.シティボーイズ)というわけではないので、ご注意。女房や劇団のみんなも含めてのお誘いである。
 もらったチラシのイラストを見るかぎり、思いきり耽美なので、意外と面白いかもしれない……って、ストーリーがチラシになんにも書いてないのよ。
 で、チラシくれた女の子に聞く。
 「これどんな話なの?」
 「あ、私は分ってますから」
 ……? い、いや、キミが分ってても私にゃ分らんのだが(・・;)。
 それで、それでなのね。キミがみんなから「不思議ちゃん」と呼ばれているのは。そのこと、けろっと忘れてました……(-_-;)。

 先日から未整理のビデオテープをなんとか片付けようと四苦八苦しているが、既に一生かかっても無理ではないかと思えるほどにたまりまくっていて、まるで進む気配がない。
 諫早湾がブルドーザーで埋めたてられてくのを耳掻きで掻き出そうとしてるようなもので、今更どうにもなりゃしないって感じなのである。
 見てないビデオをいくつかピックアップして、見ながら背ラベルを作っているのだが、つまりは見るスピードより録画するスピードの方が速いわけですね。だったら録画しなきゃいいじゃんと言われそうだが、それをやっちゃうのが業というものなのです。
 
 というわけで、たまらないうちに昨日録画しておいた『仮面ライダーアギト』を見る。
 おっ、謎の少年が成長したぞ。このまま急成長して少年は不動明に……ってのは冗談だけど、ずっと子供のままじゃキツイなと思ってたのでこれはいい展開。最後は老人になって死ぬかな、こりゃ……って、あんまり先読みして見るのも楽しくないね。
 真魚の父親を殺したのが翔一かも、という展開は、第一作で本郷猛が緑川教授を殺したとルリ子に誤解されていたエピソードを彷彿とさせるが、いっそのこと誤解じゃなくて本当に殺したということにしてしまってもいいんじゃないか。ヒーローが殺人なんて! という反対意見もあろうが、『スカルマン』は平気で殺人してたし。真魚の父が実は悪人だったってことにしとけば別にモラル的には問題ないが、さすがにそこまではやれないだろうなあ。
 それに『クウガ』のときにも思ったが、飛行する怪人のビデオ合成は、どうしてもバレバレだ。なんとかならんのかアレは。

 WOWOWで『野獣死すべし』見る。昔見たときも『蘇える金狼』と違って大薮春彦の味が出てないなあ、と思ったが、戦争経験したからといって、人間、エキセントリックになるとは限らないと思うが。見方が甘いと観客に思われたんじゃ、迫力は出せない。かえって冷静な態度を取らせた方が凄みが出るよなあ。
 松田優作がやたらと神格化されるのはどうもちょっとな、と思っているが、本作でも奥歯抜いてまで演技に専念した、と誉めそやされてるが、そうイバレたものでもない。
 田中絹代が『サンダカン八番娼館』のときに前歯を抜いたって聞いたときも、それは演技ではなくて考えなしなだけだな、と思ったものだったが、本作も同様。だいたい役者は行き詰まった時はとっぴな行動を取りがちなもので、やんなくていいことをやっちゃったりもするのである。
 映画を見る限り、伊達邦彦はただのバカにしか見えないので、映画自体の吸引力が低下している。



 女房が東京行きの飛行機のチケットをネットで予約してくれる。
 ゴールデンウィークだし、安いチケットなんてないだろうなあ、と覚悟はしていたが、やっぱりスカイマークで片道22000円。二人で往復88000円か。スカイマークの野郎、テレビのCMでは「東京、福岡間、9900円!」とか謳ってるくせにGWは別ってか。こんちくしょう。
 こりゃ確かにそうそう上京なんてできるもんじゃない。
 銀行からお金が落ちるのは七月だそうだから、なんとかボーナスで賄えるな。でなきゃとても行けるもんじゃない。
 でもシティボーイズのライブはそれだけの価値はある!
 ……思い起こせば十年前、WOWOWで『鍵のないトイレ』を見て以来、いつか行こういつか行こうと思いつつ、諸般の事情で(ってオカネだけど)断念してきたのを、ついに決行するのだ。
 ……ここまでして見に行く客もいるんだから、来年こそは九州に来てね(はあと)、とアンケートに書いてやるぞ。
 ライブ自体のチケット代も今日、銀行から卸してくる。これで今月の私の小遣いはあと千円だ。給料日まであと1週間もあるのに。もう飯食う以外のことは何もできんな。
 
 うっかりめくり忘れていた各部屋のカレンダー、三月も半ば近くになってようやくめくる。四月五月の予定が気になりだしたので慌ててめくりまくったんだが、日ごろから日付けを気にしてない生活をしてるってことがバレバレだな。
 それにしても、今、ウチに掛かっているカレンダー、全部で7種類もあるんだが、それが『エヴァンゲリオン』、『クレヨンしんちゃん』、『妖怪暦』、『士郎正宗』、『どこでもいっしょ』、『猫』、『世界地図』とまるで脈絡がない。実はこれにもうひとつ、もらいもので『藤あや子』ってのがあるんだがこれはどこにも貼ってない。別に嫌いな人ってわけではないが、掛けてたら藤あや子ファンと誤解されちゃうのもちょっとアレなんで。

 DVD『六番目の小夜子』第5話見る。
 今回は津村佐世子役の栗山千明、出番が少ない。前回エスパーっぽい活躍をしたので、こ、これはミステリーやホラーではなくてSFだったのか、とますます本作の方向性が見えなくなってきたが、“四番目の小夜子”一色紗英の新登場と言い、味方のはずだった山田孝之の妨害工作と言い、委員長の謎の行動と言い、ちょっと伏線の詰め込み過ぎになってきた感じはする。ちゃんとうまく収まりがつくのかなあ。今んとこまだ面白いからいいけど。

 録画しといた『D』第一話を見る。
 ああ、コンバットスーツのデザインがまんまザク(-_-;)。要するに街中を実写のザクがドンパチやる映像が作りたかったのだなあ。だからストーリーと役者については、恐らく殆ど何も考えてないぞ。
 戦争オタクの切れた主人公が、こっそりソ連のコンバットスーツを隠匿してたって設定が、まず見る者の感情移入を拒絶してる。これ、別に「将来の有事を想定してた」ってワケじゃないんだもんなあ。ただ「いつかこいつを使ってみたい」ってだけ。たまたま怪獣が現れたからいいものの(この「たまたま」ってのも強引)、何もなかったら本当にただの既知外だよなあ。
 無名俳優ばかり使ってるのは予算の関係もあるんだろうけど、ここまでヘタクソ揃いだと見ていて苦痛だ。せめて女の子くらいはもちっとマシなの選べなかったのかなあ。

 寝つけなくて、気がついたら午前4時。女房も仕事から帰って来る。
 女房、公演の打ち上げの計画を立てようと、メールをメンバーに送りまくるが、鴉丸嬢、まだ寝てなかったらしく、すぐに返事を送ってくる。
 こんな夜中まで何やってたんだ……って人のことは私も言えんが。
 でも結局女房、どうせ起きてるんならと電話でやりとり。やっぱり体力あるよな、若いやつらはよ。
 どうやら四月の第2土曜あたりを予定しているそうだが、日曜以外でみんな集まれるのかねえ。



↑エンピツ投票ボタン
日記の表紙へ昨日の日記明日の日記

☆劇団メンバー日記リンク☆


藤原敬之(ふじわら・けいし)