無責任賛歌
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藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2000年12月01日(金) エクソシスト=悪魔じゃないよ/映画『エクソシスト ディレクターズカット版』

 今日から12月、20世紀もあと一月ってわけだが、キリスト教圏でもない日本人がなんで騒ぐかね。今年の元旦は父と女房と出雲大社に初詣に行ったが、そこでも「ミレニアム」商品を売っていたのには笑った。日本人にとって、西暦自体が宗教行事だという認識は、既にないのであろう。

 女房に、「今月末で38歳だよ」と言うと、「いつの間にそんなにトシ取ったん?!」と言われる。
 さらに「お前と初めて会ったころは25歳だったのに」と言うと、「そんな若造だったん!」と驚かれる。
 この十年ほどで自分の何がどう変わったか。趣味に対する執着心が弥増し、仕事に対する執着心が消えて行った。小難しい言い方してるが、要するに働かんで好きなことだけしていたいって公言するようになったってことだな(^_^;)。

 有給休暇を取り、半ドンで帰宅。
 何か忘れてるような気もしたが、まいっか、と思っていたら職場の同僚から電話。またもや書類のミスの指摘。
 「とりあえず適当に対処しといてください」と頼むが、電話口でも相手が腹を立ててる様子がアリアリ。そりゃそうだよな。
 でもウチに帰ってきちゃった以上、今更職場に戻る気はない。下手すりゃ大問題になりかねないミスだが、下手しなきゃなんとかなるさとタカを括っている。……ホントに私はどうしてこんな能天気になっちゃったかね。

 丁度今日は映画の日なので、夕方からキャナルシティに『エクソシスト』を見に行く。
 本公開は11歳のとき、映画館にまで足を運んではいない。
 もちろん、怖かったからだが、悪魔の正体がサタンではなくバビロニアのパズスであった点には興味を引かれていた。所詮はキリスト教も原始宗教から枝分かれしていった一宗教に過ぎず、その原点は他にあることを作者が言いたかったのではないかと思えたからだ。……11やそこらで生意気なガキだったなあ。
 親戚の女の子と一緒に本屋に行った時、彼女が「あ、『エクソシスト』の本!」と叫んで手に取ったら、それは『セクソシスト』というエロ雑誌だった、ということがあった。そんな便乗作品が出まわるほど、アレはエポックメーキングな作品だったのだ……って、説明のし方がまずいか(^_^;)?

 マンガ、菅野博之『地球防衛企業ダイ・ガード』3巻(完結)読む。人気があったせいもあるんだろうが、主役は殆ど百目鬼リカちゃん。でもおかげで主役トリオの存在がかすんでしまったのが残念。



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