無責任賛歌
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2000年10月23日(月) |
浮かれたホークスファンは情けない/アニメ『犬夜叉』『人造人間キカイダー』第2話ほか |
突然、職場に福岡シンフォニーのUさんから電話がかかってくる。 コンサートのチケットの件かと思いきや、さにあらず、今日のダイエー×巨人戦のチケットが余ったので、要らないかとのこと。 さすがにいきなり今日では予定が立たない。丁重にお断りするが、チケット代、何と1万円とか。元値は多分2000円程度だろうから、5倍のプレミアがついていることになる。……ニュースじゃ「偽造チケット」まで出まわってるんだと(^o^)。 私という人間は、余り物事に熱狂しない性格なので、そういうのを聞くとますますシラケてしまう。実はアニメや特撮にハマるのだって、相当自分を「作って」いるのだ。「作る」ことをしないで何かに熱中することは狂気に等しい。狂気なくして芸術は生まれ得ないが、狂気だらけの中にあえて身を置くのもちょっとな。 まあ、この時期、百道や中洲あたりには余り近づかない方が無難である。変なのに絡まれたら命がないぞ。
……とか言ってたらやっとダイエーが負ける。これで少しはのぼせた頭が冷えてくれりゃいいんだが、まあ無理だろうな。さあ、ダイエーも崩れるときは早いぞ。更に三連敗でもしたらどうする(でも別に巨人ファンではない)。
『犬夜叉』『名探偵コナン』『キカイダー』『サイバーシックス』と立て続けに見る。新番組三つ、まだレベルダウンはしていない。 『犬夜叉』、ようやく四魂の珠が八方に飛び散る。「珠が飛び散って」というと、どうしても『水滸伝』や『八犬伝』を思い出すが、あれは仲間を探す話。敵を殺して行くパターンは何が元祖だろう? 『西遊記』は確かにそうだが、何かを集めていくわけではない。やはり手塚治虫の『どろろ』だろうか。そう考えるとやっぱり手塚さんはパイオニアであり、偉大なのである。 『キカイダー』、仕方がないことだがやっぱり原作の「僕はカタワものなんだ!」という台詞はカット(原作も現行版はカットされている)。それでも「狂った機械だ!」と「狂った」を入れたのはギリギリ製作者の良心だろう。原作との差異点は、ダークロボットに今のところ一言も喋らせていないこと。このあたりは見識。でも小川真司の声はギル教授には合わないな。
今日も女房にスパゲティ(買い込んでおいたのだ)作る。でもやっぱり肉だけ食って野菜は残す。……今度こそ、もう料理なんて作ってやらんぞ。
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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