無責任賛歌
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2000年10月09日(月) |
女って癒してもらう対象ではないよな/『鉄槌!』(いしかわじゅん)ほか |
今日もまたV2のなんのと書かねばならんのかという気はするが、テレビをつけると朝っぱらから「いざ行け炎の若鷹軍団〜」と喧しい。三越までセールをやってるんだものなあ。「長嶋の背番号に因んで宝石を333万円で安売り」って何じゃそりゃ。 ワイドショーの「癒し系の優香が〜」の台詞にヨシヒト嬢、ピクリと反応。女性から見ると「なんで男はこんなのがいいのだ」という疑問がわくアイドルは多いのだろう。 私も「癒し系」なんて言葉はバカバカしくて使う気になれんが(何を癒されたいのだ?)、優香はまあ嫌いではない。広末涼子も釈由美子も真鍋かをりも、嫌わねばならぬ理由はない。 ただ私が「いいなあ」と積極的に言えるのは、映画に出て面白い演技をしてくれるかどうかである。 その点で言えば、中谷美紀ぐらいしか、見たい若手は今はいない。
……だからアイドルにちょっち詳しいからって嫉妬するなよ女房。
二人が練習に行っている間に映画に行くつもりだったが、疲れが溜まっていたのか昼寝をしたら3時間も寝入ってしまう。 福岡シンフォニーのUさんからの電話で起きる。11月の18日に公演が決まったそうなので、チケットを何枚送ればよいか聞かれる。現段階では何人とも答えられない。メンバーに連絡を取りたいので、チラシ等をとりあえずポストにでも入れてほしいと頼む。
夕方、女房と博多駅で待ち合わせ。会ってみるとずいぶん気分が悪そう。映画もシネリーブルだけは安売りしていなかったので帰宅することにする。 DVD『ファイナル・プロジェクト』を二人で見る。こんな題名をつけるから、ポリスストーリー4だということに気づかなかった。相変わらずジャッキー・チェンにハズレ無しでカンフー技を堪能。
『X‐メン ザ・ムービー・パワーガイド』、いしかわじゅん『鉄槌!』読む。 『鉄槌』はいしかわさんが雪山でバスに置き去りにされた事件の裁判経過を書いたもの。弁護士が正義の味方でも何でもないことをはっきり教えてくれる。いしかわさんも一応勝つには勝ったが後味は悪かったらしい。 私もある裁判に立ち会ったことがあるが、アレは気弱になったほうが負け、というただの喧嘩である。……これは本気で言うが、事件関係者でなくてもヒマがあったら、一度は生の裁判を傍聴しておくべきである。自分たちが「法に守られている」というのがいかに錯覚か分るから。
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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