無責任賛歌
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藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2000年10月04日(水) 止まる息とふらつく自転車とドロドロと/『本気のしるし』1巻(星里もちる)ほか

 仕事の合間にうたた寝をしない日はないが、女房の話によれば、「無呼吸睡眠」をしているせいではないかという。夜、眠っている最中呼吸が止まり、脳内の酸素が欠乏するため、昼間眠ってしまうのだそうな。
 「……俺、寝てるとき、呼吸止まってるか?」
 「うん。イビキが突然止まるよ。“グガッ”て言って」
 それは意味が違うだろう。
 けれど、実際どうしてこんなに眠ってしまうのか。

 夕方、ビデオテープを買いにヤマダ電機へ。
 女房を誘うが面倒臭がってノッてこない。仕方なく一人で出かけるが、つい本屋に立ち寄り、スーパー大栄に立ち寄って米を買ったりしていると、荷物が半端じゃなく大量になる。自転車のハンドルに荷物を引っ掛けると、ペダルを扱ぐたびに足がぶつかって何度も転びそうになる。
 最近、女房は私が自転車に乗ることを嫌がるが、本気で事故に合いそうなのを心配しているのだろうか。
 ……だったらつきあって荷物運ぶの手伝えよ。

 「ひろば」への書きこみが滞っているので、久しぶりに『サウスパーク』の感想を書きこむ。
 あまり私ばかりが書きこんでも後が書きにくかろうと、誰か書きこむのを待っていたのだが、どうもその気配がないので、結局書きこむことにした。
 私だって大層なことは書いていない。もしみんなに何百字も書かなきゃいかんというような誤解を与えているのであれば申し訳ない。「役者の○○がカッコよかったよ〜。みんなも見てね〜」でよいのだが。

 マンガ、奥田ひとし『天地無用! 魎皇鬼』12巻、細野不二彦『ギャラリーフェイク』20巻、星里もちる『本気のしるし』1巻読む。
 『本気〜』、青年誌(BCスピリッツ)に移って以来、この作者は段々暗くドロドロした人間関係を描くことに腐心するようになったが、実生活が投影されているのだろうか。
 今回、前向きに生きている人間が一切出てこないのが読んでいて辛い。絵柄も石坂啓のような硬質で冷ややかなものに変えており、作者が新境地を狙っているのは分るが、下手をすると柳沢みきおの二番煎じになりはしないか。
 それにしても生活能力のない、ウソツキで、男に体を任せることでしか金を稼げないような女になぜ男が惹かれていくのか。誰かの言い草ではないが、「男はどうしてバカなんですか?」……もちろん、そのほうが女にとって何かと都合がよいからである。この世は女のためにあるのだ。



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藤原敬之(ふじわら・けいし)