無責任賛歌
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藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2000年08月29日(火) 後始末は大変そうだな/『ルパン三世総集編』第6集ほか

 月1回の通院の日。
 検査の結果は相変わらず悪い。血糖値が急上昇している。
 さすがに今日はうなぎを食うのを控える。
 薬、ちゃんと飲んでるんだがなあ。やっぱりストレスがたまってるのか?(食い過ぎといわないところがお茶目)

 女房の診断書を持って博多警察署へ。
 いつの間にか博多署の建物が10階建てくらいのビルになっている。警察署というより銀行の本店。東京の都庁ほどではあるまいが好き勝手に税金使ってやがるぜ。
 隣を見ると旧舎もまだ残っている。業務はまだそこでやっているのだ。

 交通課のAさんに診断書を渡そうとポケットをまさぐるが無い。
 てっきり落としたと思いこんで、病院まで戻るが見つからない。もう一度再発行してもらわなければいけないのか、と焦ったが、ふとバッグの中を捜してみると封筒が1通。
 落としてはいけないとしまいこんでいたのだ。
 用心深いなあ、俺……って、そのこと忘れてちゃ意味ないんだが。
 もう一度Aさんのところへ行って、話を聞く。
 診断書だけでは調書は作れず、女房から直接話を聞かなきゃならないらしい。
 「でも、今殆ど動けないんですけど」
 「いや、私のほうから病院のほうに伺っても……」
 「あ、女房、今、家から通院してるんですけど」
 「……入院してない?!」
 Aさんが驚くのも無理はない。
 診断書を見る限り、女房は全治4週間の大ケガなのだ。それを女房は「ウチに帰るぅ」と駄々をこねて、入院せずにすましたのだ。こりゃ誰だってあきれるわな。
 ともかく、日曜日に女房ともども伺うことにする。

 ウチに帰ると女房が「新発見をした」と喜んでいる。
 松葉杖で移動するのはつらいので、部屋の中ではハイハイすることにしたとか。
 けれど、やはり部屋のあちこちに体をぶつけて泣き出している。
 ……意味ない(-_-;)。
 いくら「静かに休んでいろ」と叱っても、すぐこちらの目を盗んでパソコンに向かい、足が鬱血して「イタいイタい」とまた泣き出す。
 髪も体も私が洗ってやるしかない。本当に赤ん坊を育てているようなもんだ。
 育児休暇がほしい(T_T)。

 マンガ、山上正月『ルパン三世総集編6』、伊藤伸平『アップル・シンデレラ』読む。ドラマとしての密度はモンキー氏自身が書くものよりハイレベルになっている。そろそろ山上原作のルパンの新シリーズが作られてもいいのではないか。



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