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■ 情熱を放つ、一瞬にして。
セルゲイ・ラフマニノフは恐ろしい作曲家でありピアニストであると思う。
昨日からずっと、どうしても「パガニーニの主題による狂詩曲」が聴きたくて、繰り返し繰り返し流している。もちろんピアノはフジコ・ヘミング。オーケストラはモスクワ・フィルだ。
ラフマニノフについて考えると、いつも「Shine」 という映画を思い出す。 あるピアニストの軌跡を描いた映画だ。そこでラフマニノフのピアノ曲が強烈に登場する。
その一瞬の情熱は、圧倒的だと思う。 曲のいちばん最初から、徹底的に、誰にも負けないくらいロマンチックに情熱をささげるのだけれど、でも本人はいたって冷静な感じがする。 それがわたしの持っているラフマニノフの印象だ。 情熱とかロマンチックな旋律との距離感や温度のあり方なんかを、完璧に一寸の隙もなく熟知している。それが、心を揺さぶるような感動を呼ぶ。
ラフマニノフは、「ド」からオクターブ上の「ソ」まで指が届くほど、大きな手をしていたそうだ。
2007年12月21日(金)
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