あふりかくじらノート
あふりかくじら



 エル・マリカのリズム。

エル・マリカという曲の振り付けを練習している。
ベリーダンスのクラスで。

この曲は振付師のYousry Sharif(よく知らないけど日本にも来てワークショップなどしているらしい)のものだそうで、少し長く演奏時間が6分ほどである。それにみっちり振付けがついているものだから、まず覚えるのに苦戦している。

それでも、良く考えられた振り付けは、楽器の音に良く似合い、音楽を身体で奏でるベリーダンスという面をとてもうつくしく表現できるようになっている。


何度かレッスンを重ねていくうち(今月はフリーパスなのでずいぶん通っている)少しずつ覚え、前半の振り付けはだいたい覚えた。前半は、少し余裕を持って「表現」を意識しながらできるようになった。あとは後半だ。
この一曲を仕上げると、ずいぶんレベルアップできるような気がする。


ベリーダンスだけでなくとも、ニッポンは「技術」を前面に押し出す文化があると思う。習い事など、音楽や踊り、語学などでも、師匠について基礎から技術を身につける。わたしの通っているベリーダンスクラスもそんな感じだ。

ジンバブエのベリーダンスクラスとのもっとも大きな違いは、この「技術」を重視するか否かにある。ジンバブエでは、まず丘の上にあるすてきな家のテラスで夕日を眺め、月や星を眺めながら、基礎のレッスンをした後は生徒の自由な発想にまかされていた。
それは、百人踊れば百通りと言われる「即興」重視のベリーダンスの神秘性や表現力を大切にしたとても良いレッスンだったと思う。「深み」や「艶」の部分である。

しかし、わたしには技術がずいぶん欠けているということを、いまのベリーダンスクラスで知った。周りの生徒さんはとても上手に踊り、その姿を見ることはとても良い刺激になっている。

技術は大切だ。
でも、ほんとうにベリーダンスを愉しみ、かつそのダンスで魅せるには、技術が血と肉に沁みこみ音楽が身体の中から自然に出てくるようになってから、自然に「表現」や「神秘性」を体現できるようになるそのときであろう。そのためには、まずこの曲を仕上げて自分のものにしたい。


「エル・マリカ」とは女王の意である。




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ここで聴けるようです。

2007年09月10日(月)
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