 |
 |
■■■
■■
■ いくつもの週末。
…というタイトルの江國香織のエッセイ集とは関係ないのだけれども、このとてもお天気の良い日曜日に思ったことは、そういうこと。
いったいこれからいくつの週末をひとりで過ごすのだろう。
赤ランプにひやひやしながら、10kmほど先のガソリンスタンドでディーゼルを50リッター入手した午後。
しばらくぶりに、現在帰国中の職場のひとの家へ。 鍵を預かっているので、点検。郵便物等。
窓を閉め切っていたので、とりあえず空気を入れ換えましょうと独り言をこぼしつつ、家中の窓を開け。 6階を吹き抜ける風はほんとうに気持ちが良い。 午後3時。
夕方になるほど感じる淋しさがちょっと怖くて、それを忘れるように職場の誰かを呼んで、ここでお酒でもと思っていたけれど、ふとある映画のDVDを見つけたので、それをおもむろにプレイステーションにセットしてテレビをつけた。
吹き抜ける風、ほんの少し傾いてきた午後の日差し。 しずかで、ひとりの日曜日。 誰も思いを分かち合えるひとも、淋しさをシェアできるひともいなくて、主のいない誰かの部屋でひとり。
それは、少し前に流行った『NANA』という映画。 なんとなく、涙をぽろぽろと流しながら泣いてしまった。 すごく、せつなくて。 ほんとうに。 それは、戸惑うくらいに。
そしてわたしの淋しさはきっと、ときに重たすぎて、それでも充実している。恋人と離れて。彼と一緒にいるという選択肢など、わたしにははじめから存在しなかったかのように。
彼のこと、ぐるぐる思い出した。
家に帰り、ドライカレーを製作。 野菜をたくさん切る。
ビールを呑んだ。 間接照明のやわらかい光。音楽。
山崎まさよしのバラードが胸にしみて、わたしはこうしてひとり暮らしをしているのだ。
夜、ある人から電話がかかってくる。 わたしは、アフリカと関わって過去十年生きてきたし、これからもそうやって生きていくのだということを自然と再認識する。
こういうとき、『風に立つライオン』という曲をうかつにも思い出してしまうなどということのないように。なんて思いながら。 泣いちゃうからさ。
わたしの生き方はこうだったからさ。 これからも。
会いたくても。
2007年03月18日(日)
|
|
 |