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■ ムビラの音が響く夜に。
ラジオをつけることにしている。 どこに暮らしても、比較的わたしはラジオ生活である。
ジンバブエのFMも、まぁ、ときに政府のプロパガンダ的ニュースは流れるけれども(メディアは統制されている)、音楽となれば悪くはない。
ラジオの良いところは、どんな曲が流れるかわからないところだ。 そして、とつぜん昔のことを思い出したり、胸がきゅんっとなるような曲だったりする。 CDや何かと違って、外界から入ってくる電波は、自分が世界と常につながっている感覚をもたらしてくれる。ときに、ことばも届く。
今日は、ムビラ。 いろんなことを思い出した。 すこし哀しくなった。 でも、懐かしくなった。わたしはやっぱり、ジンバブエに住んでいるのである。あのとき、エディンバラでスコットランドのバグパイプにきゅんっとしたように。
週末にブラワヨに行ってきた。 マトポスと呼ばれる国立公園にも行き、ブッシュマンの壁画を見て、セシル・ローズの墓と、岩山と、360度眺められる世界の眺めと、虹色のとかげと、それからサイとキリンを見た。
わたしの中で日々、何かが損なわれ、何かが積み重なっていく。 世界の中で、日々、何かが損なわれ、何かが積み重なっていくのだ。
そしてわたしは、小鹿の心臓を指に感じる。 事故で深手を負った、この左手に。
2007年02月13日(火)
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