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■ じゃあ、何が幸せなのか。
予想していたこととはいえ。 やっぱり、胸がえぐられたような。
どうしていいのかわからないままでいたい。 辛くて。
では、何が欲しいのか。 愛するほどに傷つき、 それでもわたしはその場所にいるしかない。
わたしは何が欲しいのか。
絶望的に、だめなのに。 これ以上何を望むのだろう。 はじめからわかっているはずなのに、いったい。
愛していると思える幸せを、それだけを夢見て。 他人の幸せなんて見たくない。聞きたくない。
わたしの左手。 爪に色を淡い色を塗って、それから小さなお花をつけて。 自分だけのために。自分だけが、生きていくために。
この左手の人差し指の親指側。 長さが6センチほどの大きな深い傷がある。 わたしの車のフロントガラスは、まだこの中にある。 体温が上がると、ずきずきと痛む。 軽く触れただけで、痛みを感じる。
わたしはこの傷とともに生きていく。 心の中の傷、左手の傷。
2006年09月07日(木)
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